ミハイロ・ペトロヴィッチが監督したチームや教え子まとめ【2023年最新】

ミハイロ・ペトロビッチ-img

ミハイロ・ペトロヴィッチは、日本サッカー界の名将です。

ですが、
・ミハイロ・ペトロヴィッチってどんな人?
・ミハイロ・ペトロヴィッチが作った最高のチームは?

など気になる方もいるでしょう。

そこで、今回はミハイロ・ペトロヴィッチが監督したチームや教え子などを紹介していきます。

ミハイロ・ペトロヴィッチの基本情報

ミハイロ・ペトロヴィッチはセルビア出身のサッカー監督です。

名前 ミハイロ・ペトロヴィッチ(Mihailo Petrović)
出身 セルビア
生年月日 1957年10月18日

愛称はミシャ

ミハイロ・ペトロヴィッチの愛称は「ミシャ」です。

指導する選手やファンからもリスペクトを込めてミシャと呼ばれています。

選手としての実績

ミハイロ・ペトロヴィッチは、選手としても有能でした。

セルビア(当時はユーゴスラビアリーグ)の名門レッドスター・ベオグラードのユース出身で、ディナモ・ザグレブやシュトゥルム・グラーツ(オーストリアリーグ)で活躍しました。

若い頃は攻撃的なミッドフィルダーとして、晩年は守備的MFやリベロとしてチームに欠かせない存在としてプレーしていたようです。

ミハイロ・ペトロヴィッチが監督したチーム一覧

期間 チーム 役割
1993-1996年 SVベラウ 監督
1006-1998年 シュトゥルム・グラーツ(アマチュアチーム) アシスタントコーチ兼アマチュアチーム監督
1998-1999年 NKプリモリェ 監督
1999-2001年 NKドムジャレ 監督
2001-2002年 NKプリモリェ 監督
2003-2006年 シュトゥルム・グラーツ 監督
2006-2011年 サンフレッチェ広島 監督
2012-2017年 浦和レッズ 監督
2018- 北海道コンサドーレ札幌 監督

現在はコンサドーレ札幌の監督

ミハイロ・ペトロヴィッチは2018年からコンサドーレ札幌の監督をつとめています。

2023年シーズンは、就任6年目となるシーズンですのでチームの飛躍に期待です。

ミハイロ・ペトロヴィッチが監督した完成度の高いチーム

ミハイロ・ペトロヴィッチが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。

サンフレッチェ広島(2009シーズン)

ペトロヴィッチ体制のサンフレッチェ広島は、2007年シーズンにJ2降格という憂き目にあいました。

ですが、ペトロヴィッチ体制は継続され、結果として2008年シーズンはJ2をぶっちぎりで優勝、戦術理解度を高めて再びJ1の舞台に舞い戻ってきました。

迎えた2009年シーズンは昇格組とは思えない戦いを披露し4位でシーズンを終えています。

当時の主力メンバーは、ストライカー佐藤寿人を筆頭に、若き司令塔柏木陽介、高萩洋次郎、中盤を締める森崎和幸など個性豊かな選手が揃っていました。

浦和レッズ(2016年シーズン)

サンフレッチェでの手腕を高く評価され、ペトロヴィッチは2012年シーズンから浦和レッズの監督に就任しました。

就任5年目の2016年シーズンには、ルヴァンカップを制覇し初めての日本タイトルを獲得。

リーグ戦もチャンピオンシップで鹿島アントラーズに破れ優勝は逃しましたが、年間勝ち点1位となりました。

当時の主力メンバーは、サンフレッチェ広島時代の教え子である柏木陽介や槙野智章、西川周作らに加えて、ユーティリティなベテラン阿部勇樹やストライカー興梠慎三
など豪華メンバーが揃っていました。

ペトロヴィッチの戦術

ペトロヴィッチは3バックシステムを好む監督として有名です。

3-6-1と表記されることが多いですが、攻撃時にはボランチの1人がディフェンスラインに降り、3バックの両翼がサイドバックのごとく攻撃参加をしかけます。

また、2シャドーに決定力のある選手を配置することで攻撃にさらなる厚みを与えています。

一方でディフェンスは基本的にオールコートマンツーマンで人につくので、対人で負けてしまうと一気にゴールチャンスを作られてしまうという欠点も持ち合わせています。

2022年の戦術

2022年の清水エスパルスとの開幕戦では、これまでの戦術を更に進化させた形をとっていました。

3-6-1の基本システムは変わらずでしたが、ボール保持時に駒井と高嶺の両ボランチが最終ラインへ降り、中央の宮澤と3枚で相手ブロックの間を狙う動きをしていました。

また、3バックの両サイドの選手がウィングバックのように高い位置を取り、中央へ侵入していく動きも2021年まではなかなか見られない攻撃の形でした。

しかしながら、中盤でのパスミスが目立った後半はカウンターを受ける場面も多くみられましたので、より最終局面での対人が重要になりそうです。

ミハイロ・ペトロヴィッチの試合を観るならDAZN

DAZN

ミハイロ・ペトロヴィッチが監督するコンサドーレ札幌の試合を観るならDAZNがおすすめです。

DAZNでは、J1からJ3までのリーグ戦を視聴可能です。

J1リーグ戦 視聴可能
J2リーグ戦 視聴可能
J3リーグ戦 視聴可能
YBCルヴァンカップ 視聴不可

海外サッカーもDAZNで視聴可能

DAZNではJリーグはもちろん、ヨーロッパで開催されている多くのリーグ戦やカップ戦が楽しめます。

リーグ戦 視聴 カップ戦 視聴
イングランド プレミアリーグ 不可 FAカップ 可能
イングランド プレミアリーグ 可能 FAカップ 可能
スペイン リーガ・エスパニューラ 可能 コパ・デル・レイ 可能
イタリア セリエA 可能 コッパ・イタリア 可能
ドイツ ブンデスリーガ 不可 DFBボカール 可能
フランス リーグ・アン 可能 クープ・ドゥ・フランス 確認中
ベルギー ジュピラー・プロ・リーグ 可能 ベルギーカップ 不可

ミハイロ・ペトロヴィッチの教え子は?

ミハイロ・ペトロヴィッチの教え子として有名な選手をまとめました。

駒井善成

浦和レッズ、コンサドーレ札幌と2チームでペトロヴィッチに重宝されているのが駒井善成です。

元々はドリブラーとして注目されていた選手でしたが、ペトロヴィッチの下、シャドーの一角やボランチ、センターバックまで様々なポジションをハイレベルにこなします。

宮澤裕樹

コンサドーレ一筋のバンディエラであり、絶対的キャプテンが宮澤裕樹です。

元々は攻撃的ミッドフィルダーとして決定的な仕事をしていた宮澤ですが、徐々にポジションを下げペトロヴィッチ就任後は好不調の波があったキム・ミンテに代わりセンターバックの真ん中を担うことが多くなりました。

最終ラインからのロングフィードはコンサドーレの重要な武器であり、カウンターを受けた際には相手フォワードをしっかりと止める姿も印象的です。

興梠慎三

Jリーグを代表するベテランストライカー興梠慎三。

鹿島アントラーズから浦和レッズに移籍した2013年からペトロヴィッチの下でプレーし、1トップのレギュラーとして活躍しました。

近年、出場機会が減っていましたが2022年シーズンにペトロヴィッチ率いるコンサドーレ札幌へ期限付き移籍。

ペトロヴィッチの下、ベテランフォワードの復活が期待されます。

槙野智章

サンフレッチェ広島、浦和レッズの2チームでペトロヴィッチの下プレーしたのが元日本代表ディフェンダー槙野智章です。

ペトロヴィッチの3-6-1システムにおいて左センターバックを担い、攻守ともに重要な役割を担っていました。

ミハイロ・ペトロヴィッチ以外の世界的監督は?

世界には名将と呼ばれる監督が多くいます。

その中でも、オススメの監督を紹介していきます。

ユルゲン・クロップ

ユルゲン・クロップは、ドイツを代表する監督の一人です。

驚異的なハイプレス「ゲーゲンプレス」の使い手で縦に早くカウンター仕掛けるスタイルでドルトムントやリバプールの躍進を支えています。

ジョゼ・モウリーニョ

ジョゼ・モウリーニョは、ポルトガルを代表する監督の一人です。

現実路線の戦術でチェルシーやインテル、レアル・マドリードなどでリーグ優勝を果たした優勝請負人として有名な監督です。

ジョゼップ・グラウディオラ

ジョゼップ・グラウディオラは、スペイン出身の世界的監督です。

バルセロナやバイエルン、マンチェスターシティといった名門クラブの監督を歴任してきており、攻撃的なパスサッカーを信条としています。

ディエゴ・シメオネ

ディエゴ・シメオネはアルゼンチンが生んだ最高の監督の一人です。

アトレティコ・マドリードで長期政権を築き、レアル・マドリードに対抗するまでの力をつけたチームを作り上げました。

ミハイロ・ペトロヴィッチが監督したチーム最後に

ミハイロ・ペトロヴィッチは、これまで様々なチームを率いてきましたが、年齢的には現在のチームが最後になるかもしれません。

ですが、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はミハイロ・ペトロヴィッチの今後の活躍に期待してください。

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