ジョー・マドンが監督したチームや教え子まとめ【2021年最新】

ジョー・マドン

ジョー・マドンは、MLBを代表する監督です。

ですが、
・ジョー・マドンってどんな人?
・ジョー・マドンが作った最高のチームは?

など気になる方もいるでしょう。

そこで、今回はジョー・マドンが監督したチームや教え子などを紹介していきます。

ジョー・マドンの基本情報

ジョー・マドンはペンシルバニア州出身のMLB監督です。

名前 ジョー・マドン(Joseph John Maddon)
出身 アメリカ ペンシルベニア州ルザーン郡ヘイズルトン
生年月日 1954年2月8日

ラファイエット大学出身

ジョー・マドンはラファイエット大学に入学し野球チームとアメリカンフットボールチームでプレーしています。

マイナーで捕手としてプレー

ジョー・マドンは大学卒業後、マイナーリーグヘ進みました。

当時のポジションはキャッチャー。

しかしながら、メジャー昇格することはなくマイナーリーガーとしてプレーし引退しています。

MLB通算1278勝

ジョー・マドンは2020年シーズン終了時点で監督としてレギュラーシーズン通算1278勝を記録しています。

通算勝利数が多い監督は以下の通りです。

順位 勝利数 監督名 主なチーム
1位 3,731勝 コニー・マック パイレーツ、アスレチックス
2位 2,763勝 ジョン・マグロー オリオールズ、ジャイアンツ
3位 2,728勝 トニー・ラルーサ アスレチックス、カージナルスなど
4位 2,504勝 ボビー・コックス ブレーブス、ブルージェイズ
5位 2,326勝 ジョー・トーリ ヤンキース、ドジャースなど
6位 2,194勝 スパーキー・アンダーソン レッズ、タイガースなど
7位 2,158勝 バッキー・ハリス セネタース、タイガースなど
8位 2,125勝 ジョー・マッカーシー ヤンキース、カブスなど
9位 2,040勝 ウォルター・オルストン ドジャース
10位 2,008勝 レオ・ドローチャー ドジャース、ジャイアンツなど

ジョー・マドンが携わったチーム一覧

期間 チーム 役割
1994-2005年 アナハイム・エンゼルス コーチ
1996年 カリフォルニア・エンゼルス 監督代行
1999年 アナハイム・エンゼルス 監督代行
2006-2014年 タンパベイ・レイズ 監督
2015-2019年 シカゴ・カブス 監督
2020-現在 ロサンゼルス・エンゼルス 監督

ワールドシリーズ制覇経験あり

ジョー・マドンは2016年にシカゴ・カブスを率いてワールドシリーズを制覇しています。

当時のカブスはリグレーフィールドのヤギの呪いによって108年間ワールドシリーズ制覇から遠ざかっていましたが、悲願の優勝となりました。

ワールドシリーズ優勝経験のある現役監督

2021年現在、現役のMLB監督でワールドシリーズ優勝経験があるのは下記の監督達です。

監督名 優勝回数 優勝チーム
トニー・ラルーサ 3回 アスレチックス、カージナルス
テリー・フランコーナ 2回 レッドソックス
ジョー・マドン 1回 カブス
アレックス・コーラ 1回 レッドソックス
A.J.ヒンチ 1回 アストロズ
ジョー・ジラルディ 1回 ヤンキース
デーブ・マルティネス 1回 ナショナルズ
デーブ・ロバーツ 1回 ドジャース

現在はエンゼルス監督

ジョー・マドンは2020年からロサンゼルス・エンゼルスの監督をつとめています。

2021年は大谷翔平選手が所属していますので、今シーズンの飛躍に期待しましょう!

ジョー・マドンが特筆した成績を収めたチーム

ジョー・マドンが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。

レイズ(2008年シーズン)

ジョー・マドンが名将として認知されたのは、2008年にタンパベイ・レイズをワールドシリーズ進出に導いたシーズンでしょう。

チーム創設から長らく低迷していたレイズを初の地区優勝、そして一気にワールドシリーズ進出チームに押し上げました。

マドンはこのシーズン、投手陣が好調で守備も固いチームを作り上げていました。

当時の主力メンバーには、新人ながらチームの柱として大車輪の活躍をしたエバン・ロンゴリアを筆頭に、リードオフマンとしてチームを引っ張った岩村明憲、ベテランスラッガーのカルロス・ペーニャといった野手陣に加えて、ジェームス・シールズ、スコット・カズミアー、マット・ガーザなどの投手陣と充実した戦力でした。

カブス(2016年シーズン)

カブスを108年ぶりのワールドシリーズ制覇に導いたのが2016年シーズンでした。

この年はカブスの監督として迎えた2年目のシーズンでしたが、開幕から優勝に向けて直走りレギュラーシーズンを103勝58敗の好成績で突破。

ポストシーズンでもジャイアンツ、ドジャースを退けてワールドシリーズに進出。

テリー・フランコーナ率いるインディアンスとの激戦を制しワールドシリーズ制覇を達成しました。

当時の主力メンバーは、クリス・ブライアントやアンソニー・リゾ、ベン・ゾブリースト、カイル・シュワーバーといった打力のある野手陣を揃え、投手陣にもジョン・レスター、ジェイク・アリエタ、ジョン・ラッキーなど豪華スターター陣、守護神にアロルディス・チャップマンを揃えたスター軍団でした。

ジョー・マドンの教え子は?

ジョー・マドンの教え子として有名な選手をまとめました。

エバン・ロンゴリア

ジョー・マドン率いるレイズの4番を長らく勤めたのがエバン・ロンゴリアでした。

メジャー昇格した2008年シーズンから4番を任され、勝負所での一打が魅力のスラッガーでした。

クリス・ブライアント

ロンゴリア同様、シカゴ・カブスの3塁手としてマドン政権下大ブレイクしたのがクリス・ブライアントでした。

メジャー昇格シーズンからクリーンアップを任され、チームを牽引。

カブスのワールドシリーズ制覇時も自慢の打棒でチームを支えました。

ベン・ゾブリスト

ジョー・マドンの野球に欠かせない選手だったのが、スーパーマルチプレイヤーのベン・ゾブリストでした。

ゾブリストはレイズ時代、カブス時代含めて13年間マドンの下でプレーしました。

内外野どこでも守れる器用さと、チームバッティングのできるスイッチヒッターとして唯一無二の存在として際立っていました。

ダルビッシュ有

日本が誇る右腕ダルビッシュ有もジョー・マドン率いるカブスで2年間プレーしています。

1年目の2018年シーズンは故障もあり8試合の登板に留まりましたが、2019年シーズンは大きな離脱期間もなくチームに貢献しています。

大谷翔平

2021年、ベースボールプレイヤーの概念を覆す活躍を見せている大谷翔平。

彼も2020年シーズンからジョー・マドン率いるエンゼルスの顔としてプレーしています。

ゾブリストなどユーティリティプレイヤーを重宝するマドンの下、二刀流という前代未聞の挑戦を続けています。

ジョー・マドンが監督したチーム最後に

ジョー・マドンは年齢的にもまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。

興味のある方はジョー・マドンの今後の活躍に期待してください。

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