テリー・フランコーナが監督したチームや教え子まとめ【2021年最新】

テリー・フランコーナ

テリー・フランコーナは、MLBを代表する監督です。

ですが、
・テリー・フランコーナってどんな人?
・テリー・フランコーナが作った最高のチームは?

など気になる方もいるでしょう。

そこで、今回はテリー・フランコーナが監督したチームや教え子などを紹介していきます。

テリー・フランコーナの基本情報

テリー・フランコーナはサウスダコタ州出身のMLB監督です。

名前 テリー・ジョン・フランコーナ(Terry Jon Francona)
出身 アメリカ サウスダコタ州アバディーン
生年月日 1959年4月22日

アリゾナ大学出身

テリー・フランコーナは、アリゾナ大学に入学し野球チームでプレーしています。

アリゾナ大学では外野手としてチームを牽引し、1980年のカレッジワールドシリーズにも出場しています。

ドラフト1位指名

テリー・フランコーナはアリゾナ大学在学中にモントリオール・エクスポズからドラフト1位指名(全体22指名)を受けました。

当時はかなり評価の高かった選手でした。

外野手としてプレー

テリー・フランコーナはアリゾナ大学在籍中にドラフト指名されてMLBヘ進みました。

メジャーリーグでは外野手といて5球団でプレーしています。

MLB通算1702勝

テリー・フランコーナは2020年シーズン終了時点で監督としてレギュラーシーズン通算1702勝を記録しています。

通算勝利数が多い監督は以下の通りです。

順位 勝利数 監督名 主なチーム
1位 3,731勝 コニー・マック パイレーツ、アスレチックス
2位 2,763勝 ジョン・マグロー オリオールズ、ジャイアンツ
3位 2,728勝 トニー・ラルーサ アスレチックス、カージナルスなど
4位 2,504勝 ボビー・コックス ブレーブス、ブルージェイズ
5位 2,326勝 ジョー・トーリ ヤンキース、ドジャースなど
6位 2,194勝 スパーキー・アンダーソン レッズ、タイガースなど
7位 2,158勝 バッキー・ハリス セネタース、タイガースなど
8位 2,125勝 ジョー・マッカーシー ヤンキース、カブスなど
9位 2,040勝 ウォルター・オルストン ドジャース
10位 2,008勝 レオ・ドローチャー ドジャース、ジャイアンツなど

テリー・フランコーナが携わったチーム一覧

期間 チーム 役割
1996年 デトロイト・タイガース 三塁コーチ
1997-2000年 フィラデルフィア・フィリーズ 監督
2002年 テキサス・レンジャーズ ベンチコーチ
2003年 オークランド・アスレチックス ベンチコーチ
2004-2011年 ボストン・レッドソックス 監督
2013年 クリーブランド・インディアンス 監督

ワールドシリーズを2度制覇

テリー・フランコーナはこれまでワールドシリーズを2度制覇しています。

ワールドシリーズ優勝を達成したのはいずれもレッドソックスを率いていた年でした。

なお、その後インディアンスでもワールドシリーズに到達していますが、惜しくも優勝を逃しています。

ワールドシリーズ優勝経験のある現役監督

2021年現在、現役のMLB監督でワールドシリーズ優勝経験があるのは下記の監督達です。

監督名 優勝回数 優勝チーム
トニー・ラルーサ 3回 アスレチックス、カージナルス
テリー・フランコーナ 2回 レッドソックス
ジョー・マドン 1回 カブス
アレックス・コーラ 1回 レッドソックス
A.J.ヒンチ 1回 アストロズ
ジョー・ジラルディ 1回 ヤンキース
デーブ・マルティネス 1回 ナショナルズ
デーブ・ロバーツ 1回 ドジャース

現在はインディアンス監督

テリー・フランコーナは2013年からクリーブランド・インディアンスの監督をつとめています。

2021年は優勝を期待しましょう!

テリー・フランコーナが特筆した成績を収めたチーム

テリー・フランコーナが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。

レッドソックス(2004年シーズン)

フランコーナがレッドソックスを指揮した初年度の2004年シーズン、レギュラーシーズンは98勝をあげる好成績でしたが、ライバルヤンキースが100勝を超えたためワイルドカードとしてプレイオフに進出しました。

迎えたポストシーズンではディビジョンシリーズでエンゼルスを一蹴、リーグチャンピオンシップシリーズでは宿敵ヤンキースに3連敗したものの、息を吹き返し4連勝で攻略。

勢いそのままにワールドシリーズではカージナルスをスイープして優勝を達成しています。

当時の主力メンバーには、切込隊長の外野手ジョニー・デーモン、この年ホームランキングに輝いた強打者マニー・ラミレス、4番デビット・オルティーズなど豪華野手陣に加えて、シーズン21勝のカート・シリング、エース右腕ペドロ・マルティネス、ナックルボーラーのティム・ウェイクフィールドなど先発投手陣も充実した戦力でした。

レッドソックス(2007年シーズン)

フランコーナがレッドソックスで2度目のワールドシリーズ制覇を達成した2007年シーズン。

序盤から投打ががっちり噛み合い、ア・リーグ東地区の首位をキープ。

2004年には達成できなかった12年ぶりの地区優勝を果たし、堂々とプレイオフに進出しました。

ディビジョンシリーズでは再びエンゼルスをスイープ、続くインディアンス戦では苦しみながらも4勝3敗で勝ち上がりフランコーナ政権下で2度目のワールドシリーズ出場をつかみました。

ワールドシリーズではロッキーズと対戦。終始危なげない戦いでスイープし3年ぶりのワールドシリーズ制覇となりました。

2004年に引き続き、マニー・ラミレスとオルティーズが3番4番を担っていましたが、売り出し中の二塁手ダスティン・ペドロイアや後に楽天イーグルスでもプレーした一塁手ケビン・ユーキリスなどで上位打線を構成していました。

投手陣もシリング、ウェイクフィールドに加えて、20勝を達成したジョシュ・ベケット、日本人右腕の松坂大輔やまだ若手だったジョン・レスターなど豪華な顔ぶれでした。

インディアンス(2016年シーズン)

レッドソックスでの栄光の後、インディアンスの監督に就任したフランコーナは就任4年目の2016年シーズンに再び評価をあげることになりました。

このシーズンは開幕から好調を維持し、リーグ最多盗塁&最多犠飛を記録するなど機動力を活かした野球で地区優勝を達成しました。

迎えたポストシーズンでは、ディビジョンシリーズでフランコーナの古巣レッドソックスを3勝0敗でスイープ、リーグチャンピオンシップシリーズでは4勝1敗でブルージェイズに勝利しワールドシリーズに進出しました。

ワールドシリーズでは、ジョー・マドン率いるカブスと対戦。

3勝1敗とシリーズを優位に進めながらまさかの3連敗で惜しくも優勝を逃しました。

当時の主力メンバーには、シーズン途中にヤンキースから補強し大車輪の活躍をした中継ぎ投手アンドリュー・ミラーを筆頭に、エース右腕コーリー・クルーバー、若き日のトレバー・バウアーなど豪華投手陣を揃えていました。

テリー・フランコーナの教え子は?

テリー・フランコーナの教え子として有名な選手をまとめました。

デビッド・オルティーズ

2000年代から2010年代にかけてレッドソックスの象徴として活躍した強打者がデビッド・オルティーズです。

フランコーナとオルティーズは2004年からレッドソックスで同僚となり、フランコーナがレッドソックスを去ることになった2011年シーズンまで8年間ともに戦いました。

二人がいたレッドソックスはワールドシリーズで2度優勝を達成するなど歴史に残る実績をあげています。

フランシスコ・リンドーア

インディアンスの顔として6年間フランコーナの下でプレーしたのがフランシスコ・リンドーアでした。

プレリトルコが生んだ強打の遊撃手としてインディアンスを引っ張り、ワールドシリーズ進出も経験しました。

2021年シーズンからは別チームとなりましたが、再びフランコーナと仕事をする日が来るかもしれません。

テリー・フランコーナが監督したチーム最後に

テリー・フランコーナは年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。

興味のある方はテリー・フランコーナの今後の活躍に期待してください。

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