「あのシーンって主人公の心情のメタファーだよね」
映画用語としてよく使われるメタファー。
ですが、
・メタファーの意味は?
・なんでメタファーって言うの?
など疑問を持っている方も多いでしょう。
そこで、今回はメタファーについて解説していきます。
メタファーとは?
メタファーとは、隠喩や暗喩を意味しています。
比喩の一種ですが、明確に比喩として表現されていないもの、直接的な比喩表現が使われていないものを指します。
映画におけるメタファーの意味
映画におけるメタファーも同様で、情景描写や音楽を使って比喩表現するようなシーンを指します。
通常描写例: | 主人公が悲しみのあまり号泣するシーン |
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隠喩(メタファー)例: | 大雨の情景描写で主人公の悲しみを表現するシーン |
英語にすると
メタファーを英語にすると、”metaphor”となります。
読み方もそのままメタファーとなります。
メタファーの対義語
隠喩・暗喩を意味するメタファーの対義語は、直喩を意味する”シミリー”となります。
隠喩と直喩の違い
直喩は”〜のように”など曖昧な表現が多いのに比べて、隠喩は言い切る表現が多いのが特徴です、。
直喩 | 例:時間はお金のように大事だ |
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隠喩 | 例:時は金なり |
メタファーの使い方
メタファーを使う際は、万人が納得する共通認識の物を使います。
例えば、”雨”はマイナスイメージ、心が暗くなるイメージを持ってをいる人が大半ですの、雨を使って主人公の悲しさや辛さを表現することは可能です。