カルロ・アンチェロッティは、ヨーロッパを代表するサッカー監督です。
ですが、
・カルロ・アンチェロッティってどんな人?
・カルロ・アンチェロッティが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はカルロ・アンチェロッティが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
カルロ・アンチェロッティの基本情報
カルロ・アンチェロッティはイタリア出身のサッカー監督です。
名前 | カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti) |
---|---|
出身 | イタリア レッジョーロ |
生年月日 | 1959年6月10日 |
選手としての実績
カルロ・アンチェロッティは、選手としても活躍しています。
イタリアのパルマやローマでボランチとしてプレーし、その後、名門ミランでもレギュラーMFとしてプレーしました。
また、アンチェロッティはイタリア代表キャップも持ち、1990年のイタリアワールドカップにも出場しています。
カルロ・アンチェロッティが監督したチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1995-1996年 | レッジャーナ | 監督 |
1996-1998年 | パルマ | 監督 |
1999-2001年 | ユヴェントス | 監督 |
2001-2009年 | ミラン | 監督 |
2009-2011年 | チェルシー | 監督 |
2011-2013年 | パリ・サンジェルマン | 監督 |
2013-2015年 | レアル・マドリード | 監督 |
2016-2017年 | バイエルン・ミュンヘン | 監督 |
2018-2019年 | ナポリ | 監督 |
2019-2021年 | エヴァートン | 監督 |
2021-現在 | レアル・マドリード | 監督 |
レアル・マドリードの監督に復帰
アンチェロッティは2021-2022年シーズンから2度目のレアル・マドリード監督に復帰しました。
2020-2021シーズンは、リーグ優勝を逃したレアル・マドリードの復活に期待しましょう。
カルロ・アンチェロッティが監督した完成度の高いチーム
カルロ・アンチェロッティが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ACミラン(2002-2003シーズン)
イタリアの3クラブを渡り歩いた後、アンチェロッティは2001-2002シーズンからACミランの監督に就任しました。
ACミランの監督として2年目の2002-2003シーズン、セリエAこそユベントス、インテルの後塵を拝し3位で終えたものの、カップ戦コッパイタリアを制覇。
また、ユヴェントスとのイタリア勢対決となったチャンピオンズリーグ決勝も制し、欧州No.1の座を獲得しました。
当時の主力メンバーには、世界最高峰のMFアンドレア・ピルロや闘犬ジェンナロ・ガットゥーゾ、司令塔ルイ・コスタにストライカーのアンドリー・シェフチェンコ、フィリッポ・インザーギなど豪華メンバーを揃えていました。
ACミラン(2006-2007シーズン)
ACミラン6年目のシーズンとなった2006-2007年、セリアAは4位に終わったもののチャンピオンズリーグを制覇し、自身2度目の欧州No.1となりました。
当時の主力メンバーは、2002-2003シーズンから引き続きピルロ、ガットゥーゾ、インザーギらベテランに加えて、ブラジル代表のカカやストライカーアルベルト・ジラルディーノなどが在籍していました。
レアル・マドリード(2013-2014シーズン)
アンチェロッティが指揮した7個目のクラブがレアル・マドリードでした。
レアル・マドリードの監督就任1年目のシーズンは、リーガ・エスパニョーラこそ3位で終えましたが、チャンピオンズリーグではディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードとの史上初の同一都市を本拠地とするクラブの決勝戦に快勝し、自身三度目の欧州1の地位を手にしました。
クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ギャレス・ベイルのBBCトリオを筆頭に、アンヘル・ディマリア、ルカ・モドリッチ、サミ・ケディラなど豪華メンバーを揃えていました。
アンチェロッティの戦術
アンチェロッティは柔軟性のある監督ですので、拘りのあるフォーメーションや戦術は持たず、クラブに合った戦術を使います。
特にクラブの目指すチームに忠実で、攻撃的なチームを目指している場合は攻撃的なチーム作りをし、クラブの方針をうまく選手たちに体現させることを得意としています。
ですので、戦術家というよりは、選手マネジメントとモチベーターとして秀でた監督と言えるでしょう。
2021-2022シーズンのフォーメーション
アンチェロッティ率いる2021-2022シーズンのレアル・マドリードは、4-3-3を基本フォーメーションとして戦っています。
2021年9月現在、センターフォワードにベンゼマを据えるのは不変ですが、両ウィングにはヴィニシウス・ジュニオールやアザール、ベイル、ルーカス・バスケスなど対戦相手に合わせた選手を起用しています。
中盤三枚のカゼミロとバルベルデは不動。
もう一枠は、モドリッチとイスコが代わるがわる出場しています。
センターバックには、ミリトンを中心にナチョとアラバを併用しています。
アラバは左サイドバックとして出場したりとポリバレントな能力を存分に発揮、右サイドバックはカルバハルを中心となっています。
カルロ・アンチェロッティの試合を観るならDAZN
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DAZNではヨーロッパで開催されている多くのリーグ戦やカップ戦が楽しめます。
国 | リーグ戦 | 視聴 | カップ戦 | 視聴 |
---|---|---|---|---|
イングランド | プレミアリーグ | 可能 | FAカップ | 可能 |
スペイン | リーガ・エスパニューラ | 可能 | コパ・デル・レイ | 可能 |
イタリア | セリエA | 可能 | コッパ・イタリア | 可能 |
ドイツ | ブンデスリーガ | 不可 | DFBボカール | 可能 |
フランス | リーグ・アン | 可能 | クープ・ドゥ・フランス | 確認中 |
ベルギー | ジュピラー・プロ・リーグ | 可能 | ベルギーカップ | 不可 |
カルロ・アンチェロッティの教え子は?
カルロ・アンチェロッティの教え子として有名な選手をまとめました。
ハメス・ロドリゲス
コロンビアが誇る司令塔ハメス・ロドリゲスはカルロ・アンチェロッティの教え子として有名です。
ハメス・ロドリゲスがレアル・マドリードで最も輝いたのがアンチェロッティが指揮する2014-2015年シーズンでした。
その後、ハメス・ロドリゲスはバイエルン・ミュンヘン、エヴァートンとアンチェロッティが指揮するクラブへ移籍を繰り返しています。
カカ
アンチェロッティ率いるACミランで最も輝きを放っていたのがブラジル代表の司令塔カカでした。
カカがサンパウロからミランへ移籍した2003年から6年間アンチェロッティの下で馬車馬のような活躍を魅せました。
その後はアンチェロッティが就任する直前までレアル・マドリードに所属しましたが再びタッグを組むことはありませんでした。
クリスティアーノ・ロナウド
教え子というには完成してからの出会いとなりましたが、クリスティアーノ・ロナウドも2013年から2年間、アンチェロッティ政権下のレアル・マドリードで得点を量産しました。
特に2013-2014年シーズンはチャンピオンズリーグ制覇を達成する充実のシーズンを送りました。
カルロ・アンチェロッティ以外の世界的な監督は?
カルロ・アンチェロッティ以外にも世界には名将と呼ばれる監督が多くいます。
その中でも、オススメの監督を紹介していきます。
ユルゲン・クロップ
ユルゲン・クロップは、ドイツを代表する監督の一人です。
驚異的なハイプレス「ゲーゲンプレス」の使い手で縦に早くカウンター仕掛けるスタイルでドルトムントやリバプールの躍進を支えています。
ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョは、ポルトガルを代表する監督の一人です。
現実路線の戦術でチェルシーやインテル、レアル・マドリードなどでリーグ優勝を果たした優勝請負人として有名な監督です。
ジョゼップ・グラウディオラ
ジョゼップ・グラウディオラは、スペイン出身の世界的監督です。
バルセロナやバイエルン、マンチェスターシティといった名門クラブの監督を歴任してきており、攻撃的なパスサッカーを信条としています。
ディエゴ・シメオネ
ディエゴ・シメオネはアルゼンチンが生んだ最高の監督の一人です。
アトレティコ・マドリードで長期政権を築き、レアル・マドリードに対抗するまでの力をつけたチームを作り上げました。
カルロ・アンチェロッティが監督したチーム最後に
カルロ・アンチェロッティは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はカルロ・アンチェロッティの今後の活躍に期待してください。