クラウディオ・ラニエリは、ヨーロッパを代表するサッカー監督です。
ですが、
・クラウディオ・ラニエリってどんな人?
・クラウディオ・ラニエリが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はクラウディオ・ラニエリが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
クラウディオ・ラニエリの基本情報
クラウディオ・ラニエリはイタリア出身のサッカー監督です。
名前 | クラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri) |
---|---|
出身 | イタリア・ローマ |
生年月日 | 1951年10月20日 |
選手としての実績
クラウディオ・ラニエリは、DFとして選手時代を過ごしました。
イタリアのカタンザーロやカターニア、パレルモでプレーしていました。
クラウディオ・ラニエリが監督したチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1986-1987年 | ラメーツィア | 監督 |
1987-1988年 | カンパニア | 監督 |
1988-1991年 | カリアリ | 監督 |
1991-1993年 | ナポリ | 監督 |
1993-1997年 | フィオレンティーナ | 監督 |
1997-1999年 | バレンシア | 監督 |
1999-2000年 | アトレティコ・マドリード | 監督 |
2000-2004年 | チェルシー | 監督 |
2004-2005年 | バレンシア | 監督 |
2007年 | パルマ | 監督 |
2007-2009年 | ユヴェントス | 監督 |
2009-2011年 | ローマ | 監督 |
2011-2012年 | インテル | 監督 |
2012-2014年 | モナコ | 監督 |
2014年 | ギリシャ代表 | 監督 |
2015-2017年 | レスター・シティ | 監督 |
2017-2018年 | ナント | 監督 |
2018-2019年 | フラム | 監督 |
2019年 | ローマ | 監督 |
2019-2021年 | サンプドリア | 監督 |
現在はフリー
クラウディオ・ラニエリは2020-2021シーズンを持ってにサンプドリアの監督を退任しています。
現在はフリーとなっています。
クラウディオ・ラニエリが監督した完成度の高いチーム
クラウディオ・ラニエリが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
チェルシー(2003-2004シーズン)
クラウディオ・ラニエリがチェルシーの監督に就任して4年目のシーズンとなった2003-2004年。
この夏にチームオーナーがロマン・アブラモヴィッチに変わり、大型補強を感光しました。
迎えたシーズンは、1年を通して好調を維持し、リーグ2位の成績をあげました。
また、チャンピオンズリーグもベスト4まで進出するなど一定の成績を収めましたが、アブラモヴィッチの期待は下回りシーズン終了後に解任となりました。
当時の主力メンバーは、現チェルシー監督で当時も中心選手だったフランク・ランパードや10番を背負うジョー・コール、中盤を締めるベテランのクロード・マケレレや世界トップレベルのストライカーエルナン・クレスポなどそうそうたる顔ぶれでした。
レスター・シティ(2015-2016シーズン)
まだ記憶に新しいミラクルレスターの功績。
そのミラクルレスターを率いていたのがクラウディオ・ラニエリでした。
当時エレベーターチームだったレスターの監督に就任した2015-2016年シーズン、ラニエリ率いるレスターは堅守速攻を徹底した戦術で勝ちまくました。
シーズン中盤の23節に首位に立ち、そのままクラブ史上初のプレミアリーグ優勝を達成。
ラニエリにとってもヨーロッパ主要リーグで初のリーグ戦タイトルとなりました。
当時の主力には、下部リーグから這い上がってきた快速ストライカージェイミー・ヴァーディを筆頭に、中盤の狩人エンゴロ・カンテ、リーグトップクラスにテクニシャンだったリヤド・マフレズなど現在もプレミアリーグで活躍している選手が揃っていました。
また、日本代表のストライカー岡崎慎司も所属し、前線からのプレッシングを実行するキーマンとして欠かせない存在でした。
クラウディオ・ラニエリの戦術
クラウディオ・ラニエリはイタリア出身で現役時代センターバックとして活躍していたことから守備意識の高い監督です。
堅守速攻が代名詞で、展開のあるスペクタルなサッカーではなく堅実に守って1点取る、というサッカーをします。
クラウディオ・ラニエリ以外の世界を代表する監督は?
クラウディオ・ラニエリ以外にも世界には名将と呼ばれる監督が多くいます。
その中でも、オススメの監督を紹介していきます。
ユルゲン・クロップ
ユルゲン・クロップは、ドイツを代表する監督の一人です。
驚異的なハイプレス「ゲーゲンプレス」の使い手で縦に早くカウンター仕掛けるスタイルでドルトムントやリバプールの躍進を支えています。
ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョは、ポルトガルを代表する監督の一人です。
現実路線の戦術でチェルシーやインテル、レアル・マドリードなどでリーグ優勝を果たした優勝請負人として有名な監督です。
ジョゼップ・グラウディオラ
ジョゼップ・グラウディオラは、スペイン出身の世界的監督です。
バルセロナやバイエルン、マンチェスターシティといった名門クラブの監督を歴任してきており、攻撃的なパスサッカーを信条としています。
ディエゴ・シメオネ
ディエゴ・シメオネはアルゼンチンが生んだ最高の監督の一人です。
アトレティコ・マドリードで長期政権を築き、レアル・マドリードに対抗するまでの力をつけたチームを作り上げました。
クラウディオ・ラニエリが監督したチーム最後に
クラウディオ・ラニエリは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的には高齢になってきていますので、今後さらに良いチームを作り出すのは難しいかもしれません。
ですが、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はクラウディオ・ラニエリのこれまでの功績を見てみてください。