デーブ・ロバーツは、MLBを代表する監督です。
ですが、
・デーブ・ロバーツってどんな人?
・デーブ・ロバーツが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はデーブ・ロバーツが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
デーブ・ロバーツの基本情報
デーブ・ロバーツはカリフォルニア州出身のMLB監督です。
名前 | デビッド・レイ・ロバーツ(David Ray Roberts) |
---|---|
生まれ | 沖縄県那覇市 |
出身 | アメリカ カリフォルニア州サンディエゴ |
生年月日 | 1972年5月31日 |
沖縄生まれ
デーブ・ロバーツは、沖縄県那覇市で生まれました。
その後、カリフォルニア州サンディエゴへ移り住んでいます。
母親は日本人
デーブ・ロバーツの母親は日本人の方です。
日本語は話せない?
デーブ・ロバーツは沖縄生まれですが、日本語は話せないようです。
UCLA出身
デーブ・ロバーツは、名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校出身です。
UCLAは外野手としてプレーしていました。
俊足外野手としてプレー
デーブ・ロバーツは大学卒業後、MLBでも活躍しています。
メジャーでは俊足の外野手として長年プレーし、多くの盗塁を決めた選手でした。
MLB通算436勝
デーブ・ロバーツは2020年シーズン終了時点で監督としてレギュラーシーズン通算436勝を記録しています。
通算勝利数が多い監督は以下の通りです。
順位 | 勝利数 | 監督名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 3,731勝 | コニー・マック | パイレーツ、アスレチックス |
2位 | 2,763勝 | ジョン・マグロー | オリオールズ、ジャイアンツ |
3位 | 2,728勝 | トニー・ラルーサ | アスレチックス、カージナルスなど |
4位 | 2,504勝 | ボビー・コックス | ブレーブス、ブルージェイズ |
5位 | 2,326勝 | ジョー・トーリ | ヤンキース、ドジャースなど |
6位 | 2,194勝 | スパーキー・アンダーソン | レッズ、タイガースなど |
7位 | 2,158勝 | バッキー・ハリス | セネタース、タイガースなど |
8位 | 2,125勝 | ジョー・マッカーシー | ヤンキース、カブスなど |
9位 | 2,040勝 | ウォルター・オルストン | ドジャース |
10位 | 2,008勝 | レオ・ドローチャー | ドジャース、ジャイアンツなど |
デーブ・ロバーツが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
2011-2015年 | サンディエゴ・パドレス | コーチ |
2015年 | サンディエゴ・パドレス | 監督代行 |
2016-現在 | ロサンゼルス・ドジャース | 監督 |
ワールドシリーズ制覇
デーブ・ロバーツはコロナ禍で行われた短縮シーズンの2020年シーズンに、ワールドシリーズを制覇しました。
ワールドシリーズに3度進出し、ようやく優勝を達成しました。
ワールドシリーズ優勝経験のある現役監督
2021年現在、現役のMLB監督でワールドシリーズ優勝経験があるのは下記の監督達です。
監督名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
トニー・ラルーサ | 3回 | アスレチックス、カージナルス |
テリー・フランコーナ | 2回 | レッドソックス |
ジョー・マドン | 1回 | カブス |
アレックス・コーラ | 1回 | レッドソックス |
A.J.ヒンチ | 1回 | アストロズ |
ジョー・ジラルディ | 1回 | ヤンキース |
デーブ・マルティネス | 1回 | ナショナルズ |
デーブ・ロバーツ | 1回 | ドジャース |
現在はドジャース監督
デーブ・ロバーツは2016年からロサンゼルス・ドジャースの監督をつとめています。
2021年は前年度チャンピオンとして、今シーズンの活躍に期待しましょう!
デーブ・ロバーツが特筆した成績を収めたチーム
デーブ・ロバーツが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ドジャース(2017年シーズン)
デーブ・ロバーツが初めてワールドシリーズに進出したのが、就任2年目の2017年シーズンでした。
2017年シーズンは圧倒的戦力を誇り、両リーグ最多のシーズン104勝に到達。
プレイオフでもダイヤモンドバックス、カブスを一蹴しワールドシリーズに進出しました。
そのワールドシリーズでは超強力打線のアストロズに惜しくも破れますが、あと一歩で優勝というシーズンでした。
当時の主力には、大エースクレイトン・カーショーはもちろん、ダルビッシュ有や前田健太といった日本人先発ピッチャー、クローザーのケンリー・ジャンセンなどの投手陣が揃っていました。
また野手陣も売り出し中のコディ・ベリンジャーやコーリー・シーガー、ベテランのチェイス・アトリーやジャスティン・ターナーなど余りある戦力でした。
ドジャース(2020年シーズン)
レギュラーシーズン60試合となった2020年シーズン。
短縮シーズンでもロバーツ率いるドジャースは勝ち続け、43勝17敗の好成績でプレイオフに突入しました。
迎えたプレイオフでは、ブルワーズやパドレス、ブレーブスを薙ぎ倒しワールドシリーズに進出しました。
ワールドシリーズでは革新的な戦術で勝ち上がってきたケビン・キャッシュ率いるレイズと対戦。
4勝2敗でロバーツ政権下初優勝を飾りました。
デーブ・ロバーツの教え子は?
デーブ・ロバーツの教え子として有名な選手をまとめました。
コディ・ベリンジャー
デーブ・ロバーツが育てた代表的な選手といえばコディ・ベリンジャーです。
2017年にメジャーデビューすると、持ち前の長打力を発揮してすぐに主力に定着、チームに欠かせない存在となりました。
三振が多いという欠点もありますが、根気強くロバーツ監督が起用し続けた結果リーグ屈指のバッターに成長しています。
コーリー・シーガー
ベリンジャーとともに、ロバーツの教え子として有名な選手がコーリー・シーガーです。
ロバーツがドジャースに就任した2016年にブレイクを果たし、リーグ屈指の強打のショートストップとなりました。
デーブ・ロバーツが監督したチーム最後に
デーブ・ロバーツは年齢的にもまだまだ若く、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
興味のある方はデーブ・ロバーツの今後の活躍に期待してください。