「映画を観終わった後に流れる出演者の名前とかはなんて言うの?」
映画の最後に流れるエンドクレジット(エンドロール)。
・映画のエンドクレジット(エンドロール)の意味は?
・日本語でなんて言うの?
・エンドクレジット(エンドロール)は観た方がいいの?
など疑問を持っている方も多いでしょう。
そこで、今回は映画のエンドクレジット(エンドロール)について解説していきます。
映画のエンドクレジット(エンドロール)とは?
映画のエンドクレジット(エンドロール)とは、映画の最後に出演者や製作会社、挿入歌などその映画に関する全ての情報を表示するシーンです。
黒塗りの背景に白い文字が延々と続くのが、エンドクレジット(エンドロール)に当てはまります。
映画以外でもエンドクレジット(エンドロール)は使う
エンドクレジット(エンドロール)は、用語としては映画以外でも用いられています。
テレビ番組やCD、テレビゲームの最後に流れているのもエンドクレジット(エンドロール)です。
結婚式のエンドロール
結婚式でもエンドクレジット(エンドロール)は使われます。
当日の写真や動画をその場で編集して使う場合もありますね。
映画のエンドクレジット(エンドロール)の意味
映画のエンドクレジット(エンドロール)を英語にすると、「end credits」となります。
creditを日本語に訳すと、「名誉」や「名声・評判」といった意味があります。
映画のエンドクレジット(エンドロール)に出てくる英語表記
洋画を観ていると、エンドクレジット(エンドロール)は英語のことが多いかと思います。
英語だと、この人は何をしてる人とわからなくなる時がありますので、担当を日本語にまとめました。
英語表記 | 日本語読み | 意味 |
---|---|---|
Presents | プレゼンツ | 製作会社など |
In Association with | イン アソシエーション ウィズ | 協力会社、プロダクション名など |
CAST | キャスト | 俳優、女優 |
Producer | プロデューサー | プロデュースした人 |
Co-Producer | コープロデューサー | 共同プロデューサー |
Written by | リトゥン バイ | 脚本担当 |
Director of Photography | ディレクター オブ フォトグラフィー | 撮影担当 |
Music by | ミュージック バイ | 音楽担当 |
Production Designer | プロダクション デザイナー | 美術担当 |
Costume Design | コスメ デザイン | 衣装担当 |
Editor | エディター | 編集担当 |
Sound Department | サウンド デパートメント | 録音や音響設計担当 |
Visual Effects | ヴィジュアル エフェクト | 特殊効果 |
Completion Bond Services Provided | コンペティション ボンド サービス プロバイディッド | 製作保険の会社 |
Production Insurance Provided | プロダクション インシュアランス プロバイディッド | 器物破損や事故などの保険会社 |
Title and Opticals | タイトル アンド オプティキャルズ | オープニングやエンドロール製作会社 |
映画のエンドクレジット(エンドロール)の順番に意味はある?
映画のエンドクレジット(エンドロール)の順番に意味がある場合があります。
順番に意味があるのは、特にキャスト(俳優陣)の順番です。
一般的に、キャストの一番上に来るのが主演俳優となり、そこから主要キャストが順番にエンドクレジット(エンドロール)登場します。
そして、ベテラン俳優や大御所俳優がキャストの最後に出てくる場合が多いです。
このように、映画のエンドクレジット(エンドロール)の順番には意味がある場合がありますので、エンドクレジット(エンドロール)を最後まで観る楽しみにもなりますね。
エンドクレジット(エンドロール)の順番の例
エンドクレジット(エンドロール)の順番は下記が多い印象です。
- 主演俳優
- 準主役級の俳優
- 脇役俳優
- エキストラ俳優
- 最高位の脇役俳優(大御所など)
- スタッフ・制作
エンドクレジット(エンドロール)の最後は監督
エンドクレジット(エンドロール)の1番最後には、監督の名前がくるケースが多いです。
逆に言うと、監督の名前がくればそのエンドクレジット(エンドロール)は終わり、ということですね。
映画のエンドクレジットとエンドロールの違い
エンドロールとエンドクレジットは、ほぼ同義語になります。
細かく言うと、エンドクレジットは、キャストや特殊効果担当などの名前を記した部分のみを言います。
それに比べて、エンドロールは映画によってクレジットが全て終わった後に、数秒続きがある場合も含まれます。
エンドロールが面白い映画
ここからは、エンドロールが面白い映画を紹介していきます。
クレジットが全て終わった後に流れる映像が面白い作品を纏めました。
アベンジャーズ
アベンジャーズを代表するMCU作品には、各作品のエンドロールまで見逃せません。
アベンジャーズを一気見しているとついつい飛ばしてしまうエンドロールですが、最後まで観ると新たな発見ができますよ。
モンスターズ ユニバーシティ
モンスターズ ユニバーシティは、モンスターズインクの続編となるピクサー作品です。
モンスターズ ユニバーシティのエンドロールは、モンスターズインクに繋がる出来事を簡潔に表現しているので、最後まで観るのがお勧めです。
トイストーリー
トイストーリーもエンドロールが面白い映画として有名ですね。
ウッディやバズのNGシーンを纏めていますので、最後まで楽しめる内容になっています。
映画のエンドクレジット(エンドロール)のまとめ
エンドクレジット(エンドロール)は、映画の製作に携わった全ての人に感謝の気持ちを込めて入れられています。
エンドクレジット(エンドロール)の途中で退席するのも良いですが、最後まで観てみると面白い発見があったりしますよ。
No Movie No Line