トム・シボドーは、現役のNBAヘッドコーチです。
ですが、
・トム・シボドーってどんな人?
・トム・シボドーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はトム・シボドーがヘッドコーチしたチームや教え子などを紹介していきます。
トム・シボドーの基本情報
トム・シボドーはコネチカット州のNBAコーチです。
名前 | トーマス・ジョセフ・シボドー・ジュニア(Thomas Joseph Thibodeau, Jr.) |
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出身地 | コネチカット州ニューブリテン |
生年月日 | 1958年1月17日 |
セイラム州立大学
トム・シボドーは、コネチカット州のセイラム州立大学出身です。
NBA通算393勝
トム・シボドーは2021-2022シーズン開幕前の時点で、NBAのヘッドコーチとしてレギュラーシーズン通算393勝を記録しています。
2021-2022シーズンは、さらに勝利数を伸ばすことが期待されます。
順位 | RS通算勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 1,335勝 | ドン・ネルソン | バックス、ウォリアーズなど |
2位 | 1,332勝 | レニー・ウィルケンズ | スーパーソニックス、キャブスなど |
3位 | 1,310勝 | グレッグ・ポポヴィッチ | スパーズ |
4位 | 1,221勝 | ジェリー・スローン | ブルズ、ジャズ |
5位 | 1,210勝 | パットライリー | レイカーズ、ヒートなど |
6位 | 1,175勝 | ジョージ・カール | スーパーソニックス、ナゲッツなど |
7位 | 1,155勝 | フィル・ジャクソン | ブルズ、 |
8位 | 1,098勝 | ラリー・ブラウン | 76ers、ピストンズなど |
9位 | 1,042勝 | リック・アデルマン | ブレイザーズ、キングスなど |
10位 | 992勝 | ドック・リバース | セルティックス、76ersなど |
トム・シボドーが監督したチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1981-1984年 | セイラム州立大学 | アシスタントコーチ |
1984-1985年 | セイラム州立大学 | ヘッドコーチ |
1985-1989年 | ハーバード大学 | アシスタントコーチ |
1989-1991年 | ミネソタ・ティンバーウルヴス | アシスタントコーチ |
1992-1994年 | サンアントニオ・スパーズ | アシスタントコーチ |
1994-1996年 | フィラデルフィア・76ers | アシスタントコーチ |
1996-2004年 | ニューヨーク・ニックス | アシスタントコーチ |
2004-2007年 | ヒューストン・ロケッツ | アシスタントコーチ |
2007-2010年 | ボストン・セルティックス | アシスタントコーチ |
2010‐2015年 | シカゴ・ブルズ | ヘッドコーチ |
2016-2019年 | ミネソタ・ティンバーウルヴス | ヘッドコーチ |
2020-現在 | ニューヨーク・ニックス | ヘッドコーチ |
最優秀コーチ賞を2度受賞
トム・シボドーは、NBAの最優秀コーチ賞を2度受賞しています。
NBAのヘッドコーチ初年度にブルズを率いて受賞、そして、2020-2021シーズンはニックスをプレイオフに導き受賞となりました。
現在はニックスHC
トム・シボドーは2020-2021シーズンから名門ニューヨーク・ニックスのヘッドコーチに就任しました。
粒ぞろいの選手層を武器にニックスを優勝へ導けるか期待です。
NBAファイナル未出場
トム・シボドーは未だヘッドコーチとしてNBAファイナルに到達できていませんが、今後に期待しましょう。
NBAファイナル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNBAヘッドコーチでNBAチャンピオンの経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
グレッグ・ポポヴィッチ | 5回 | スパーズ |
スティーブ・カー | 3回 | ウォリアーズ |
エリック・スポールストラ | 2回 | ヒート |
マイク・ビューデンホルツァー | 1回 | バックス |
リック・カーライル | 1回 | マーベリックス |
ティロン・ルー | 1回 | キャバリアーズ |
ドック・リバース | 1回 | セルティックス |
ニック・ナース | 1回 | ラプターズ |
フランク・ヴォーゲル | 1回 | レイカーズ |
トム・シボドーが監督した完成度の高いチーム
トム・シボドーが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
シカゴ・ブルズ(2010-2011シーズン)
ヴィニー・デル・ネグロの後任としてシカゴ・ブルズのヘッドコーチとなった2010-2011シーズン。
トム・シボドーにとってはNBAのヘッドコーチとして初めてのシーズンとなりましたが、低迷していた名門ブルズは勝利を積み重ねて、終わってみれば62勝20敗という驚異的な成績でレギュラーシーズン1位でフィニッシュしました。
迎えたプレーオフではペイサーズ、ホークスを一蹴したものの、カンファレンスファイナルではエリック・スポールストラ率いるマイアミ・ヒートに力負け。
NBAファイナル進出まであと一歩というところまで近づきました。
当時のブルズには、度重なる怪我に悩まされる以前の全盛期の輝きを放っていたエースガード、デリック・ローズや2000年代を代表するPFカルロス・ブーザー、オールラウンドな活躍が光るSFルオル・デンなど実力者揃いのチームでした。
ニューヨーク・ニックス(2020-2021シーズン)
長く低迷していたニューヨーク・ニックスの指揮官となった2020-2021シーズン。
7年連続負け越し中のニックスを率いることになったトム・シボドーですが、シーズン開幕からその手腕を発揮しチームは勝ち星を積み重ねました。
結果的に、レギュラーシーズンは41勝31敗で勝ち越すことに成功。
プレイオフは1回戦でホークスの前に敗れますが、翌年以降に期待が持てるシーズンとなりました。
このシーズンのメンバーは、エースのジュリアス・ランドルを中心に若きフォワードRJバレット、ベテランSGレジー・ブロックなど粒ぞろいでした。
トム・シボドーの教え子は?
トム・シボドーの教え子として有名な選手をまとめました。
デリック・ローズ
トム・シボドーの教え子として、最初に連想されるのは瞬間最高風速は歴代でもトップクラスだったガード、デリック・ローズです。
ブルズのエースとしてシボドーと共にチームを牽引。
度重なる大怪我でかつての輝きは失いましたが、身体能力を武器にしたドライブが得意の選手から、アウトサイドシュートを中心のプレイスタイルにモデルチェンジし、シボドー率いるティンバーウルヴスやニックスの頼れるベテランとしてシボドーを支えています。
R・J・バレット
トム・シボドー率いるニックスの未来を担う逸材R・J・バレット。
名門デューク大学のエースとして2019-2020シーズンからニックスに加入すると、着実に成長を重ねジュリアス・ランドルに次ぐセカンドオプションとしてチームを支えています。
トム・シボドー以外のNBAを代表する監督は?
トム・シボドー以外にもNBAには名将と呼ばれる監督が多くいます。
その中でも、オススメの監督を紹介していきます。
グレッグ・ポポヴィッチ
グレッグ・ポポヴィッチは、NBAの長い歴史の中でも屈指の監督の一人です。
スパーズを25年以上率いて長きに渡り常勝軍団を作り上げてきた名将ですが、チームのロスターに合わせた戦術を用いることで有名です。
在籍する選手たちの長所を見極めてオフェンス、ディフェンスに活かすことで数々の勝利を積み重ねてきました。
スティーブ・カー
スティーブ・カーは、NBAを代表する監督の一人です。
ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのスプラッシュブラザーズを中心にスモールラインナップを並べ、アウトサイドからガンガンと3Pを狙っていきます。
トム・シボドーが監督したチーム最後に
トム・シボドーは、年齢的にもまだまだ若く現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はトム・シボドーの今後の活躍に期待してください。