ドック・リバースは、現役のNBA監督です。
ですが、
・ドック・リバースってどんな人?
・ドック・リバースが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はドック・リバースが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ドック・リバースの基本情報
ドック・リバースはシカゴ出身のNBA監督です。
名前 | グレン・アントン・リバース(Glenn Anton Rivers) |
---|---|
愛称 | ドック・リバース (Doc Rivers) |
出身 | アメリカ イリノイ州・シカゴ |
生年月日 | 1961年10月13日 |
選手としての実績
ドック・リバースは、選手としても評価を受けたガードでした。
アトランタ・ホークスに入団し、若くして先発ポイントガードの座を獲得しています。
ホークスには8年間在籍し、その後3球団を渡歩き引退しました。
NBA通算992勝
ドック・リバースは2021-2022シーズン開幕前の時点でヘッドコーチとしてNBAレギュラーシーズン通算992勝を記録しています。
この数字は歴代10位の高記録ですが、今後さらに勝利数を伸ばすことが期待されます。
順位 | RS通算勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 1,335勝 | ドン・ネルソン | バックス、ウォリアーズなど |
2位 | 1,332勝 | レニー・ウィルケンズ | スーパーソニックス、キャブスなど |
3位 | 1,310勝 | グレッグ・ポポヴィッチ | スパーズ |
4位 | 1,221勝 | ジェリー・スローン | ブルズ、ジャズ |
5位 | 1,210勝 | パットライリー | レイカーズ、ヒートなど |
6位 | 1,175勝 | ジョージ・カール | スーパーソニックス、ナゲッツなど |
7位 | 1,155勝 | フィル・ジャクソン | ブルズ、 |
8位 | 1,098勝 | ラリー・ブラウン | 76ers、ピストンズなど |
9位 | 1,042勝 | リック・アデルマン | ブレイザーズ、キングスなど |
10位 | 992勝 | ドック・リバース | セルティックス、76ersなど |
ドック・リバースが監督したチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1999-2003年 | オーランド・マジック | ヘッドコーチ |
2004-2013年 | ボストン・セルティックス | ヘッドコーチ |
2013-2020年 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 監督 |
2020- | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 監督 |
現在は76ersヘッドコーチ
ドック・リバースは2019-2020シーズン終了時にクリッパーズを退団し、新たにフィラデルフィア・セブンティシクサーズのヘッドコーチに就任しました。
76ersの躍進に期待しましょう。
NBAファイナル制覇経験あり
スティーブ・ナッシュはセルティックスを率いてNBAファイナルへ進出しチャンピオンに輝いた経験を持っています。
現在率いる76ersでもNBAファイナルへ進出できる力はありますので、今後に期待しましょう。
NBAファイナル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNBAヘッドコーチでNBAチャンピオンの経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
グレッグ・ポポヴィッチ | 5回 | スパーズ |
スティーブ・カー | 3回 | ウォリアーズ |
エリック・スポールストラ | 2回 | ヒート |
マイク・ビューデンホルツァー | 1回 | バックス |
リック・カーライル | 1回 | マーベリックス |
ティロン・ルー | 1回 | キャバリアーズ |
ドック・リバース | 1回 | セルティックス |
ニック・ナース | 1回 | ラプターズ |
フランク・ヴォーゲル | 1回 | レイカーズ |
ドック・リバースが監督した完成度の高いチーム
ドック・リバースが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ボストン・セルティックス(2007-2008シーズン)
ドック・リバースが名将として認知されたのは、ボストン・セルティックスを率いてNBAチャンピオンに輝いた2007-2008シーズンです。
2007-2008シーズンはセルティックスの生え抜きスター、ポール・ピアースに加えて、勝てないチームのエースと揶揄されていたケビン・ガーネット、レイ・アレンが加入し、「ビッグスリー」を形成しました。
ビッグスリーの活躍によりレギュラーシーズンはチーム歴代最高勝率.805を達成し、NBAファイナルでも最大のライバルであるロサンゼルス・レイカーズを下して優勝しました。
当時の主力メンバーは、ビッグスリーのほか若き司令塔レイジョン・ロンドやセンターのケンドリック・パーキンス、ベンチスタートとから奮闘するジェームス・ポージーなど実力者揃いでした。
ロサンゼルス・クリッパーズ(2014-2015シーズン)
ドック・リバースは、2013年にドラフト指名権と引き換えにトレードとなり、ロサンゼルス・クリッパーズの監督に就任しました。
就任から2年連続でカンファレンスセミファイナルまで進出しました。
当時の主力メンバーは、リーグ屈指のプレイメイカーであるクリス・ポールや驚異的な跳躍力でダンクを量産するブレイク・グリフィン、リバウンド力が売りのデアンドレ・ジョーダン、いぶし銀の活躍が光る3PシューターJ.J.レディックなどリーグ屈指のロスターでした。
ドック・リバースの戦術
ドック・リバースは現役時代PGとしてNBAで戦っていたこともあり、複数のスター選手を並び立たせることを得意としています。
ただし、自由度が高いあまりに戦術的なチームと相対すると苦戦するケースもあります。
ドック・リバース以外のNBAを代表する監督は?
ドック・リバース以外にもNBAには名将と呼ばれる監督が多くいます。
その中でも、オススメの監督を紹介していきます。
グレッグ・ポポヴィッチ
グレッグ・ポポヴィッチは、NBAの長い歴史の中でも屈指の監督の一人です。
スパーズを25年以上率いて長きに渡り常勝軍団を作り上げてきた名将ですが、チームのロスターに合わせた戦術を用いることで有名です。
在籍する選手たちの長所を見極めてオフェンス、ディフェンスに活かすことで数々の勝利を積み重ねてきました。
スティーブ・カー
スティーブ・カーは、NBAを代表する監督の一人です。
ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのスプラッシュブラザーズを中心にスモールラインナップを並べ、アウトサイドからガンガンと3Pを狙っていきます。
ドック・リバースが監督したチーム最後に
ドック・リバースは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はドック・リバースの今後の活躍に期待してください。