フランク・ヴォーゲルは、現役のNBA監督です。
ですが、
・フランク・ヴォーゲルってどんな人?
・フランク・ヴォーゲルが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はフランク・ヴォーゲルが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
フランク・ヴォーゲルの基本情報
フランク・ヴォーゲルはフロリダ州出身のNBA監督です。
名前 | フランク・ポール・ヴォーゲル(Frank Paul Vogel) |
---|---|
出身 | アメリカ フロリダ州ペンサコーラ |
生年月日 | 1973年6月21日 |
選手としての実績
フランク・ヴォーゲルは、3部相当に所属するジュニアータ大学のバスケットボールチームでプレーしていました。
その後、大学バスケ界の最高峰でありスター軍団のケンタッキー大学へ転校し、選手ではなく学生マネージャーとなっています。
NBA通算398勝
フランク・ヴォーゲルは2021-2022シーズン開幕前の時点でヘッドコーチとしてNBAレギュラーシーズン通算398勝を記録しています。
今後さらに勝利数を伸ばすことが期待されます。
順位 | RS通算勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 1,335勝 | ドン・ネルソン | バックス、ウォリアーズなど |
2位 | 1,332勝 | レニー・ウィルケンズ | スーパーソニックス、キャブスなど |
3位 | 1,310勝 | グレッグ・ポポヴィッチ | スパーズ |
4位 | 1,221勝 | ジェリー・スローン | ブルズ、ジャズ |
5位 | 1,210勝 | パットライリー | レイカーズ、ヒートなど |
6位 | 1,175勝 | ジョージ・カール | スーパーソニックス、ナゲッツなど |
7位 | 1,155勝 | フィル・ジャクソン | ブルズ、 |
8位 | 1,098勝 | ラリー・ブラウン | 76ers、ピストンズなど |
9位 | 1,042勝 | リック・アデルマン | ブレイザーズ、キングスなど |
10位 | 992勝 | ドック・リバース | セルティックス、76ersなど |
フランク・ヴォーゲルが監督したチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
2001-2004年 | ボストン・セルティックス | アシスタントコーチ |
2004-2005年 | フィラデルフィア・76ers | アシスタントコーチ |
2007-2011年 | インディアナ・ペイサーズ | アシスタントコーチ |
2011-2016年 | インディアナ・ペイサーズ | ヘッドコーチ|
2016-2018年 | オーランド・マジック | ヘッドコーチ |
2019-現在 | ロサンゼルス・レイカーズ | ヘッドコーチ |
現在はレイカーズヘッドコーチ
フランク・ヴォーゲルは2019-2020シーズンから名門レイカーズのヘッドコーチに就任しました。
就任1年目の2019-2020シーズンはNBAチャンピオンに輝いています。
NBAファイナル制覇経験あり
フランク・ヴォーゲルはレイカーズのヘッドコーチとしてNBAファイナルを制覇した経験をもっています。
NBAファイナル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNBAヘッドコーチでNBAチャンピオンの経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
グレッグ・ポポヴィッチ | 5回 | スパーズ |
スティーブ・カー | 3回 | ウォリアーズ |
エリック・スポールストラ | 2回 | ヒート |
マイク・ビューデンホルツァー | 1回 | バックス |
リック・カーライル | 1回 | マーベリックス |
ティロン・ルー | 1回 | キャバリアーズ |
ドック・リバース | 1回 | セルティックス |
ニック・ナース | 1回 | ラプターズ |
フランク・ヴォーゲル | 1回 | レイカーズ |
フランク・ヴォーゲルが監督した完成度の高いチーム
フランク・ヴォーゲルが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ペイサーズ(2013-2014シーズン)
フランク・ヴォーゲルが名将として認知されはじめたのは、インディアナ・ペイサーズを率いていた時でした。
2010-2011シーズンに主任後4年連続でプレイオフに進出、2013-2014シーズンは2年連続でカンファレンスファイナルまで勝ち上がりました。
レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグスリーを形成するマイアミ・ヒートの前に2年連続で敗退しNBAファイナルを逃しましたが、強力なチーム構成でした。
当時の主力メンバーは、伸び盛りのエースFポール・ジョージを筆頭に、爆発力のあるSGランス・スティーブンソン、オールラウンダーのジョージ・ヒル、ベテランFデビット・ウウェストに屈強なCロイ・ヒバートなどスターター5人全員が実力者でした。
レイカーズ(2019-2020シーズン)
オーランド・マジックでの不振から一転して2019-2020シーズンはフランク・ヴォーゲルの年となりました。
2019-2020シーズンは名門ロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチに就任。
レブロン・ジェームズとアンソニー・デービスというリーグ屈指のデュオを中心にレギュラーシーズンを勝ちまくり、52勝19敗のウエスタンカンファレンス1位でプレーオフへ進出。
プレーオフでも終始危なげない戦いを披露し、フランク・ヴォーゲルは悲願のNBAチャンピオンを達成しました。
主力メンバーは、衰え知らずのキング、レブロン・ジェームズを筆頭に、圧倒的なオフェンス力を誇るアンソニー・デービス、ベテランのダニー・グリーンやジャベール・マギー、元オールスター選手のレイジョン・ロンドやドワイト・ハワードなど実力者揃いのスターチームでした。
フランク・ヴォーゲルの戦術
フランク・ヴォーゲルはペイサーズ時代、守備重視の戦術を得意としていました。
またいち早くストレッチ5を取り入れるなど柔軟な采配も持ち合わせています。
レイカーズのヘッドコーチ就任後は、スター選手をうまく束ねる人身掌握術も評価を得ています。
フランク・ヴォーゲル以外のNBAを代表する監督は?
フランク・ヴォーゲル以外にもNBAには名将と呼ばれる監督が多くいます。
その中でも、オススメの監督を紹介していきます。
グレッグ・ポポヴィッチ
グレッグ・ポポヴィッチは、NBAの長い歴史の中でも屈指の監督の一人です。
スパーズを25年以上率いて長きに渡り常勝軍団を作り上げてきた名将ですが、チームのロスターに合わせた戦術を用いることで有名です。
在籍する選手たちの長所を見極めてオフェンス、ディフェンスに活かすことで数々の勝利を積み重ねてきました。
スティーブ・カー
スティーブ・カーは、NBAを代表する監督の一人です。
ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのスプラッシュブラザーズを中心にスモールラインナップを並べ、アウトサイドからガンガンと3Pを狙っていきます。
フランク・ヴォーゲルが監督したチーム最後に
フランク・ヴォーゲルは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はフランク・ヴォーゲルの今後の活躍に期待してください。