ティロン・ルーは、現役のNBA監督です。
ですが、
・ティロン・ルーってどんな人?
・ティロン・ルーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はティロン・ルーが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ティロン・ルーの基本情報
ティロン・ルーはミズーリ州出身のNBA監督です。
名前 | ティロン・ジャマー・ルー(Tyronn Jamar Lue ) |
---|---|
愛称 | ティロン・ルー、タロン・リー |
出身 | アメリカ ミズーリ州メキシコ |
生年月日 | 1977年5月3日 |
ネブラスカ大学出身
ティロン・ルーはBIG Tenの古豪ネブラスカ大学出身です。
ネブラスカ大では3年間ガードとしてプレーしています。
選手としての実績
ティロン・ルーは、長いNBA選手生活を送りました。
レイカーズへ入団後、ジャーニーマンとして7チームを渡り歩き11年の選手生活を終えています。
NBA通算175勝
ティロン・ルーは2021-2022シーズン開幕前の時点でヘッドコーチとしてNBAレギュラーシーズン通算175勝を記録しています。
今後さらに勝利数を伸ばすことが期待されます。
順位 | RS通算勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 1,335勝 | ドン・ネルソン | バックス、ウォリアーズなど |
2位 | 1,332勝 | レニー・ウィルケンズ | スーパーソニックス、キャブスなど |
3位 | 1,310勝 | グレッグ・ポポヴィッチ | スパーズ |
4位 | 1,221勝 | ジェリー・スローン | ブルズ、ジャズ |
5位 | 1,210勝 | パットライリー | レイカーズ、ヒートなど |
6位 | 1,175勝 | ジョージ・カール | スーパーソニックス、ナゲッツなど |
7位 | 1,155勝 | フィル・ジャクソン | ブルズ、 |
8位 | 1,098勝 | ラリー・ブラウン | 76ers、ピストンズなど |
9位 | 1,042勝 | リック・アデルマン | ブレイザーズ、キングスなど |
10位 | 992勝 | ドック・リバース | セルティックス、76ersなど |
ティロン・ルーが監督したチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
2009-2013年 | ボストン・セルティックス | アシスタントコーチ |
2013-2014年 | ロサンゼルス・クリッパーズ | アシスタントコーチ |
2014-2016年 | クリーブランド・キャバリアーズ | アシスタントコーチ |
2016-2018年 | クリーブランド・キャバリアーズ | ヘッドコーチ |
2019-2020年 | ロサンゼルス・クリッパーズ | アシスタントコーチ |
2020-現在 | ロサンゼルス・クリッパーズ | ヘッドコーチ |
現在はクリッパーズのヘッドコーチ
ティロン・ルーは2020-2021シーズンから、退任したドック・リバースに代わりヘッドコーチに就任しています。
クリッパーズの優勝に期待しましょう。
NBAファイナル制覇経験あり
ティロン・ルーはキャバリアーズのヘッドコーチとしてNBAファイナルを制した経験を持っています。
NBAファイナル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNBAヘッドコーチでNBAチャンピオンの経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
グレッグ・ポポヴィッチ | 5回 | スパーズ |
スティーブ・カー | 3回 | ウォリアーズ |
エリック・スポールストラ | 2回 | ヒート |
マイク・ビューデンホルツァー | 1回 | バックス |
リック・カーライル | 1回 | マーベリックス |
ティロン・ルー | 1回 | キャバリアーズ |
ドック・リバース | 1回 | セルティックス |
ニック・ナース | 1回 | ラプターズ |
フランク・ヴォーゲル | 1回 | レイカーズ |
ティロン・ルーが監督した完成度の高いチーム
ティロン・ルーが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
クリーブランド・キャバリアーズ(2015-2016シーズン)
ティロン・ルーが名将として認知されたのは、クリーブランド・キャバリアーズを率いてNBAチャンピオンに輝いた2015-2016シーズンです。
2015-2016シーズン途中まで、デビッド・ブラットがヘッドコーチをつとめていましたが、シーズン途中に解雇。
その後にアシスタントコーチだったティロン・ルーが昇格という形でヘッドコーチに就任しました。
結果的に、ティロン・ルー率いるキャバリアーズはチーム史上初のNBAチャンピオンに輝いています。
当時の主力メンバーは、KINGレブロン・ジェームズを筆頭に、リーグトップクラスのスコアリング能力を持つPGカイリー・アービング、3rdオプションとしてはもったいないくらいのPFケビン・ラブ、爆発力のあるシューターJ.Rスミスなど個性的な選手が揃っていました。
ティロン・ルーの戦術
ティロン・ルーは恩師ドック・リバース同様、複数のスター選手を並び立たせることを得意としています。
ただし、自由度が高いあまりに戦術的なチームと相対すると苦戦するケースもあります。
ティロン・ルーの教え子は?
ティロン・ルーの教え子として有名な選手をまとめました。
レブロン・ジェームズ
教え子というよりは共闘したパートナーという方が適切かもしれませんが、NBAでも歴代最高峰の選手となったレブロン・ジェームズも4年間ティロン・ルーと仕事をしています。
4年間全てでNBAファイナルヘ進出、うち1回NBA優勝という華々しい成績を納めています。
ティロン・ルー以外のNBAを代表する監督は?
ティロン・ルー以外にもNBAには名将と呼ばれる監督が多くいます。
その中でも、オススメの監督を紹介していきます。
グレッグ・ポポヴィッチ
グレッグ・ポポヴィッチは、NBAの長い歴史の中でも屈指の監督の一人です。
スパーズを25年以上率いて長きに渡り常勝軍団を作り上げてきた名将ですが、チームのロスターに合わせた戦術を用いることで有名です。
在籍する選手たちの長所を見極めてオフェンス、ディフェンスに活かすことで数々の勝利を積み重ねてきました。
スティーブ・カー
スティーブ・カーは、NBAを代表する監督の一人です。
ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのスプラッシュブラザーズを中心にスモールラインナップを並べ、アウトサイドからガンガンと3Pを狙っていきます。
ティロン・ルーが監督したチーム最後に
ティロン・ルーは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はティロン・ルーの今後の活躍に期待してください。