
ダグ・ペダーソンは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・ダグ・ペダーソンってどんな人?
・ダグ・ペダーソンが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はダグ・ペダーソンが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ダグ・ペダーソンの基本情報
ダグ・ペダーソンはワシントン州ベリンハム出身のNFLヘッドコーチです。
| 名前 | ダグラス・アーヴィン・ペダーソン (Douglas Irvin Pederson) |
|---|---|
| 出身 | ワシントン州 ベリンハム |
| 生年月日 | 1968年1月31日 |
ルイジアナ・モンロー大学出身
ダグ・ペダーソンは、FBS校ルイジアナ・モンロー大学出身です。
ダグ・ペダーソン在籍当時はディビジョンⅡ相当でしたが、QBとして4年間プレーしていました。
NFLではブレット・ファーブの控えQB
ダグ・ペダーソンは、1995-1998年と2001-2004年の期間パッカーズに在籍し剛腕QBブレッド・ファーブの控えをつとめました。
アンディ・リードとの関係性
ダグ・ペダーソンはNFLで長年控えQBでしたが、1999年にスターターQBとしてイーグルスに移籍しました。
当時のヘッドコーチはアンディ・リード。
リードは1997-1998年にパッカーズでQBコーチをつとめ、ペダーソンの上司でした。
シーズン中は後の正QBで当時ルーキーだったドノバン・マグナブとスターターを争いましたが、残念ながら翌年にリリースされました。
引退後も2013-2015年の期間、アンディ・リードがヘッドコーチをつとめていたチーフスのOCを担当しています。
NFL通算51勝
ダグ・ペダーソンは2022年レギュラーシーズン終了時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算51勝を記録しています。
| 順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
| 2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
| 3位 | 298勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
| 4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
| 5位 | 247勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
| 6位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
| 7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
| 8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
| 9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
| 10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
スーパーボウル優勝
ダグ・ペダーソンは、第52回スーパーボウルを制し、ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを獲得しています。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2022年レギュラーシーズン終了時点で、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
| ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
| ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
| マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
| ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
| マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
| ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
| ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
| ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
| アンディ・リード | 1回 | チーフス |
| ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
| ショーン・マクベイ | 1回 | ラムズ |
現在はジャガーズHC
2022年シーズンからダグ・ペダーソンはジャガーズのヘッドコーチに就任しています。
2022年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2022年レギュラーシーズン終了時点のNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
| カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
|---|---|---|---|---|
| AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 6年目 |
| ドルフィンズ | マイク・マクダニエル | 1年目 | ||
| ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 23年目 | ||
| ジェッツ | ロバート・サレー | 2年目 | ||
| 北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 15年目 | |
| ベンガルズ | ザック・テイラー | 4年目 | ||
| ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 3年目 | ||
| スティーラーズ | マイク・トムリン | 16年目 | ||
| 南地区 | テキサンズ | 空 | – | |
| コルツ | 空 | – | ||
| ジャガーズ | ダグ・ペダーソン | 1年目 | ||
| タイタンズ | マイク・ブレイベル | 5年目 | ||
| 西地区 | ブロンコス | 空 | – | |
| チーフス | アンディ・リード | 10年目 | ||
| レイダース | ジョシュ・マクダニエルズ | 1年目 | ||
| チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 2年目 | ||
| NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 3年目 |
| ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
| イーグルス | ニック・シリアニ | 2年目 | ||
| ワシントン | ロン・リベラ | 3年目 | ||
| 北地区 | ベアーズ | マット・エベルフラス | 1年目 | |
| ライオンズ | ダン・キャンベル | 2年目 | ||
| パッカーズ | マット・ラフルール | 4年目 | ||
| バイキングス | ケヴィン・オコンネル | 1年目 | ||
| 南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 2年目 | |
| パンサーズ | フランク・ライク | 1年目 | ||
| セインツ | デニス・アレン | 1年目 | ||
| バッカニアーズ | トッド・ボウルズ> | 1年目 | ||
| 西地区 | カーディナルス | 空 | – | |
| 49ers | カイル・シャナハン | 6年目 | ||
| シーホークス | ピート・キャロル | 13年目 | ||
| ラムズ | シーン・マクベイ | 6年目 |
ダグ・ペダーソンが特筆した成績を収めたチーム
ダグ・ペダーソンが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
イーグルス(2017年シーズン)
ダグ・ペダーソン率いるイーグルスが第52回スーパーボウルを制した2017年シーズン。
レギュラーシーズンを13勝3敗の好成績で終え、第1位シードとしてプレイオフに臨みました。
正QBカーソン・ウェンツを怪我でシーズンアウトしましたが、代役のニック・フォールズが堅実なパスワークをみせプレイオフを勝ち上がりました。
スーパーボウルでは前年シーズン優勝チームでビル・ベリチック率いるペイトリオッツと対戦し、ペイトリオッツの連覇を阻止しました。
主力メンバーには、QBニック・フォールズをはじめ、WRアルション・ジェフリー、TEザック・アーツ、DTフレッチャー・コックスなど実力者揃いのチーム編成でした。
ダグ・ペダーソンの教え子は?
ダグ・ペダーソンの教え子として有名な選手をまとめました。
カーソン・ウェンツ
2017年からダグ・ペダーソン率いるイーグルスの主戦QBをつとめたのがカーソン・ウェンツでした。
超マイナー校ノースダコタ州立大出身ながらドラフト全体2位で入団し2年目の2017年にスターターに定着。
そのシーズンはMVP級の活躍をみせましたが、その後は度重なる怪我に苦しんでいます。
マイケル・ヴィック
ダグ・ペダーソンがイーグルスのQBコーチだった2011-2012年にイーグルスの主戦QBだったのが元祖モバイルQBマイケル・ヴィックでした。
闘犬賭博問題から復帰したヴィックは持ち前の機動力を遺憾なく発揮しますが、怪我にも悩まされていました。
ダグ・ペダーソンが監督したチーム最後に
ダグ・ペダーソンは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はダグ・ペダーソンの今後の活躍に期待してください。

