ショーン・マクダーモットは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・ショーン・マクダーモットってどんな人?
・ショーン・マクダーモットが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はショーン・マクダーモットが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ショーン・マクダーモットの基本情報
ショーン・マクダーモットは ネブラスカ州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | ショーン・マイケル・マクダーモット(Sean Michael McDermott ) |
---|---|
出身 | ネブラスカ州オマハ |
生年月日 | 1974年3月21日 |
ウィリアム&メアリー大学出身
ショーン・マクダーモットは、FCS校のCAA所属ウィリアム&メアリー大学でセーフティとしてプレーしていました。
また、ウィリアム&メアリー大学では、現スティーラーズHCマイク・トムリンとチームメイトだったようです。
NFL通算38勝
ショーン・マクダーモットは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算38勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴4年で38勝は優秀な成績と言えるでしょう。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
ショーン・マクダーモットが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1998年 | ウィリアム&メアリー大学 | Graduate assistant |
2001年 | フィラデルフィア・イーグルス | ヘッドコーチアシスタント |
2002-2003年 | フィラデルフィア・イーグルス | ディフェンシブアシスタント兼クオリティコントロール |
2004-2006年 | フィラデルフィア・イーグルス | アシスタントDBコーチ |
2007年 | フィラデルフィア・イーグルス | セカンダリーコーチ |
2008年 | フィラデルフィア・イーグルス | LBコーチ |
2009-2010年 | フィラデルフィア・イーグルス | DC兼セカンダリーコーチ |
2011-2016年 | カロライナ・パンサーズ | DC |
2017年-現在 | バッファロー・ビルズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
ショーン・マクダーモットは未だスーパーボウルに到達できていませんが、2020年はあと一歩のところまでいきましたので、今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はビルズHC
ショーン・マクダーモットは2017年からバッファロー・ビルズのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
ショーン・マクダーモットが特筆した成績を収めたチーム
ショーン・マクダーモットが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ビルズ(2020年シーズン)
ショーン・マクダーモット率いるビルズが最もスーパーボウルに近づいたのが2020年シーズンでした。
レギュラーシーズンを13勝3敗の成績で終えで第2シードを獲得。
プレーオフではコルツ、レイブンズを相次いで粉砕し、AFCチャンピオンシップに進出しました。
AFCチャンピオンシップでは、アンディ・リードヘッドコーチとパトリック・マホームズのコンビの前にあと一歩というところで敗れましたが、可能性を大いに感じたシーズンでした。
リーグ屈指のパサーに成長したQBジョシュ・アレンを中心に、 WRステフォン・ディグス、コール・ビーズリーといった攻撃陣に加えて、LBトレメイン・エドモンズ、CBトレ・ホワイトといった強力ディフェンス陣も揃ったバランスの良いチーム構成でした。
ショーン・マクダーモットの教え子は?
ショーン・マクダーモットの教え子として有名な選手をまとめました。
ジョシュ・アレン
2018年のドラフト全体7位指名で3年目となったジョシュ・アレン。
ショーン・マクダーモットの下、着実と力をつけて遂に2020年シーズンはリーグ屈指のパサーに成長しました。
今後もショーン・マクダーモットと共闘してスーパーボウル制覇を期待したいところです。
ルーク・キークリー
パンサーズでリーグ屈指のLBとして活躍したルーク・キークリーも2012年から2016年シーズンまでDCマクダーモットの下プレーしていました。
なおキークリーは2019年シーズンを持って引退を発表しています。
ジョシュ・ノーマン
CBジョシュ・ノーマンもマクダーモットの下長くプレーしています。
2012年から2015年まではパンサーズで、2020年はビルズでマクダーモットと共闘する形になっています。
ショーン・マクダーモット以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、ショーン・マクダーモット以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
ショーン・マクダーモットが監督したチーム最後に
ショーン・マクダーモットは年齢的にもまだ若く、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はショーン・マクダーモットの今後の活躍に期待してください。