マット・ロールは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・マット・ロールってどんな人?
・マット・ロールが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はマット・ロールが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
マット・ロールの基本情報
マット・ロールはニューヨーク出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | マシュー・ケネス・ロール(Matthew Kenneth Rhule) |
---|---|
出身 | ニューヨーク州ニューヨーク |
生年月日 | 1975年1月31日 |
ペンシルバニア州立大学出身
マット・ロールは、カレッジフットボール界の超名門ペンシルバニア州立大学に入学しラインバッカーとしてプレーしました。
バッファロー大学大学院卒
マット・ロールは、ペンシルバニア州立大学を卒業後コーチ業の傍らバッファロー大学の大学院に進みました。
NFL通算5勝
マット・ロールは2021年シーズン開幕前の時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算5勝を記録しています。
NFLのヘッドコーチ歴1年目は再建期にあるチームで我慢した成績と言えるでしょう。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
マット・ロールが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
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1998年 | ペンシルバニア州立大学 | ボランティアアシスタントコーチ |
1998年 | オルブライト大学 | LBコーチ |
1999-2000年 | バッファロー大学 | DLコーチ |
2001年 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校 | DLコーチ |
2002年 | ウエスタンカロライナ大学 | LBコーチ兼スペシャルチームコーチ |
2003-2004年 | ウエスタンカロライナ大学 | 共同コーチ兼LBコーチ兼スペシャルチームコーチ |
2005年 | ウエスタンカロライナ大学 | 共同コーチ兼ランニングゲームコーディネーターLBコーチ兼スペシャルチームコーチ |
2006年 | テンプル大学 | DLコーチ |
2007年 | テンプル大学 | QBコーチ兼リクルーティングコーディネーター |
2008-2010年 | テンプル大学 | OC兼QBコーチ |
2011年 | テンプル大学 | OC兼TEコーチ兼リクルーティングコーディネーター |
2012年 | ニューヨーク・ジャイアンツ | アシスタントOLコーチ |
2013-2016年 | テンプル大学 | ヘッドコーチ |
2017-2019年 | ベイラー大学 | ヘッドコーチ |
2020-現在 | カロライナ・パンサーズ | コーチ |
スーパーボウル未出場
マット・ロールはNFLのヘッドコーチ歴1年ですので、未だスーパーボウルに到達できていませんが、今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はパンサーズHC
マット・ロールは2020年からカロライナ・パンサーズのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
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AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
マット・ロールの教え子は?
マット・ロールの教え子として有名な選手をまとめました。
ハーソン・レディック
マット・ロールがテンプル大学のコーチ時代に指導したのがハーソン・レディックです。
テンプル大学時代のレディックはランニングバックやセーフティとしてプレーしていましたが、その後NFL挑戦を視野にラインバッカーへ転向しました。
NFLでは2017-2020年までカーディナルスでプレーしましたが、2021年からマット・ロールが指揮するパンサーズへ移籍し再びマット・ロールの教え子となりました。
サム・ダーノルド
2018年の全体3位指名でニューヨーク・ジェッツへ入団しながらも期待外れのレッテルを貼られたサム・ダーノルド。
2021年シーズンからはカロライナ・パンサーズのスターターQBとなりました。
マット・ロールとの関係値はこれから築くことになりますが、前所属チームを見返すような活躍に期待です。
ロビー・アンダーソン
テンプル大学の教え子であり、パンサーズでもメインレシーバーの一人として活躍しているのがロビー・アンダーソンです。
セインツからパンサーズへ移籍した2020年シーズンは、レギュラーシーズン全試合で先発。
シーズン1000ydsキャッチを記録しています。
マット・ロール以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、マット・ロール以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
マット・ロールが監督したチーム最後に
マット・ロールは、年齢的にもかなり若く今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はマット・ロールの今後の活躍に期待してください。