
ジョン・ハーボーは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・ジョン・ハーボーってどんな人?
・ジョン・ハーボーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はジョン・ハーボーが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ジョン・ハーボーの基本情報
ジョン・ハーボーはオハイオ州出身のNFLヘッドコーチです。
| 名前 | ジョン・ウィリアム・ハーボー (John William Harbaugh) |
|---|---|
| 出身 | オハイオ州 トレド |
| 生年月日 | 1962年9月23日 |
マイアミ大学出身
ジョン・ハーボーは、FBS校のマイアミ大学 (オハイオ)出身です。
学生時代はディフェンシブバックとしてプレーしていたようです。
弟はミシガン大学ヘッドコーチ
ジョン・ハーボーの弟ジム・ハーボーは現在名門ミシガン大学のヘッドコーチをつとめています。
NFL通算129勝
ジョン・ハーボーは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算129勝を記録しています。
この数字は、歴代第31位の記録で、今後も勝利を重ねることが予想されます。
| 順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
| 2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
| 3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
| 4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
| 5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
| 6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
| 7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
| 8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
| 9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
| 10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
ジョン・ハーボーが携わったチーム一覧
| 期間 | チーム | 役割 |
|---|---|---|
| 1984-1987年 | ウエスタンミシガン大学 | RBコーチ兼OLBコーチ |
| 1987年 | ピッツバーグ大学 | TEコーチ |
| 1988年 | モアヘッド州立大学 | STコーチ兼セカンダリーコーチ |
| 1989-1996年 | シンシナティ大学 | STC |
| 1997年 | インディアナ大学 | STC&DBコーチ |
| 1998-2006年 | フィラデルフィア・イーグルス | STC |
| 2007年 | フィラデルフィア・イーグルス | DBコーチ |
| 2008-現在 | ボルチモア・レイブンズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル優勝
ジョン・ハーボーは、第47回スーパーボウルを制し、ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを獲得しています。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
| ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
| ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
| マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
| ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
| マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
| ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
| ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
| ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
| アンディ・リード | 1回 | チーフス |
| ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はレイブンズHC
ジョン・ハーボーは2008年からボルチモア・レイブンズのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンも期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
| カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
|---|---|---|---|---|
| AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
| ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
| ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
| ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
| 北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
| ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
| ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
| スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
| 南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
| コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
| ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
| タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
| 西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
| チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
| レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
| チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
| NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
| ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
| イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
| ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
| 北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
| ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
| パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
| バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
| 南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
| パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
| セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
| バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
| 西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
| 49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
| シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
| ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
ジョン・ハーボーが特筆した成績を収めたチーム
ジョン・ハーボーが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
レイブンズ(2012年シーズン)
ジョン・ハーボー率いるレイブンズが第47回スーパーボウルを制した2012年シーズン。
レギュラーシーズンは10勝6敗の成績でAFC北地区優勝、第4位シードとしてプレイオフに臨みました。
プレイオフでは、第1位シードのブロンコス、第2位シードのペイトリオッツを撃破し、スーパーボウルに進出。
スーパーボウルは実弟ジム・ハーボー率いる49ersと史上初の兄弟対決となりました。
序盤からレイブンズ優勢で試合が進み、49ersの反撃及ばす優勝を達成しました。
主力メンバーには、QBジョー・フラッコやWRジャコビー・ジョーンズなどの攻撃陣、レイブンズの象徴でこの試合を持って引退となったレジェンドLBレイ・ルイス、リーグ屈指のSエド・リードなど攻守に好選手を揃えていました。
レイブンズ(2019年シーズン)
記憶に新しい2019年シーズン。
ジョン・ハーボー率いるレイブンズは、売り出し中のQBラマー・ジャクソンがQBレーティングトップ、ラッシング平均も並いるRBを超える成績をマークしオフェンスを牽引、レギュラーシーズンを14勝2敗という圧倒的な成績で終えました。
ハーボーも最優秀コーチ賞を受賞しましたが、第1位シードとして臨んだNFCディビジョナル・プレーオフでタイタンズの前にまさかの敗戦。
悔やまれるシーズンとなりました。
ジョン・ハーボーの教え子は?
ジョン・ハーボーの教え子として有名な選手をまとめました。
ジョー・フラッコ
ジョン・ハーボーがレイブンズのヘッドコーチに就任した2008年にデラウェア大学から入団したのがジョー・フラッコでした。
派手さはないが堅実なパスワークが持ち味のQBとして11年間ハーボーとともにレイブンズを引っ張りました。
ラマー・ジャクソン
2018年、レイブンズに入団し2019年にはシーズンMVP獲得したのがラマー・ジャクソンです。
パスとランどちらの能力も最高レベルでモバイルQBの完成形とも称される選手。
2020年現在まだ3年目という若さなので、今後ジョン・ハーボーと王朝を築く可能性もあります。
レイ・ルイス
レイブンズのレジェンドであり、歴代屈指のLBと言われるレイ・ルイス。
生涯レイブンズを貫いたルイスは2008年からの5年間ハーボーと仕事をともにしています。
レイブンズ2度のスーパーボウル制覇に貢献した誰もが知るスーパースターでした。
ジョン・ハーボーが監督したチーム最後に
ジョン・ハーボーは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はジョン・ハーボーの今後の活躍に期待してください。

