
ケビン・ステファンスキーは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・ケビン・ステファンスキーってどんな人?
・ケビン・ステファンスキーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はケビン・ステファンスキーが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ケビン・ステファンスキーの基本情報
ケビン・ステファンスキーはペンシルバニア州出身のNFLヘッドコーチです。
| 名前 | ケビン・ステファンスキー(Kevin Stefanski) |
|---|---|
| 出身 | ペンシルバニア州フィラデルフィア |
| 生年月日 | 1982年5月8日 |
ペンシルバニア大学出身
ケビン・ステファンスキーは、名門ペンシルバニア大学出身です。
入学後はディフェンスバックとしてプレーしていました。
NFL通算26勝
ケビン・ステファンスキーはまだNFLでの実績は1年ですが、2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算11勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴1年で11勝はかなり優秀な成績と言えるでしょう。
| 順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
| 2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
| 3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
| 4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
| 5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
| 6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
| 7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
| 8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
| 9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
| 10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
ケビン・ステファンスキーが携わったチーム一覧
| 期間 | チーム | 役割 |
|---|---|---|
| 2005年 | ペンシルバニア大学 | アシスタントディレクター |
| 2006-2008年 | ミネソタ・バイキングス | アシスタントヘッドコーチ |
| 2009-2013年 | ミネソタ・バイキングス | アシスタントQBコーチ |
| 2014-2015年 | ミネソタ・バイキングス | TEコーチ |
| 2016年 | ミネソタ・バイキングス | RBコーチ |
| 2017-2018年 | ミネソタ・バイキングス | QBコーチ |
| 2018年 | ミネソタ・バイキングス | 暫定OC |
| 2019年 | ミネソタ・バイキングス | OC |
| 2020年-現在 | クリーブランド・ブラウンズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
ケビン・ステファンスキーは未だスーパーボウルに到達できていませんが、2020年はプレーオフに進出していますので、今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
| ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
| ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
| マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
| ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
| マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
| ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
| ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
| ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
| アンディ・リード | 1回 | チーフス |
| ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はブラウンズHC
ケビン・ステファンスキーは2020年からクリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
| カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
|---|---|---|---|---|
| AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
| ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
| ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
| ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
| 北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
| ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
| ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
| スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
| 南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
| コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
| ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
| タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
| 西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
| チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
| レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
| チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
| NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
| ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
| イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
| ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
| 北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
| ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
| パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
| バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
| 南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
| パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
| セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
| バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
| 西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
| 49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
| シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
| ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
ケビン・ステファンスキーが特筆した成績を収めたチーム
ケビン・ステファンスキーが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ブラウンズ(2020年シーズン)
ケビン・ステファンスキー率いるブラウンズの1年目は実に18年ぶりとなるプレイオフ進出を果たしたシーズンでした。
長年シーズン負け越しが続いていましたが、2020年はレギュラーシーズンを11勝5敗という成績で終え、見事第6シードを獲得。
ワイルドカード・プレーオフではスティーラーズを粉砕し、ディビジョナル・プレーオフに進出しました。
ディビジョナル・プレーオフでは、アンディ・リードヘッドコーチとパトリック・マホームズのコンビの前にあと一歩というところで敗れましたが、可能性を大いに感じたシーズンでした。
一人前のQBとなったベイカー・メイフィールドを筆頭に、2年連続の1000ヤードラッシャーRBニック・チャブ、 破天荒WRオデル・ベッカムJr.といった攻撃陣に加えて、DEマイルズ・ギャレット、オリビエ・バーノンといった強力ディフェンスも揃いバランスの良いチーム構成でした。
ケビン・ステファンスキーの教え子は?
ケビン・ステファンスキーの教え子として有名な選手をまとめました。
ベイカー・メイフィールド
ケビン・ステファンスキー政権下で躍進を遂げたブラウンズにおいて、チームリーダーとして牽引したのがQBベイカー・メイフィールドでした。
NFL3年目で安定感を増してきたメイフィールドは、QBレイティング95.9を記録。
小柄ながらリーグでも将来有望なQBとなりました。
ケース・キーナム
ケビン・ステファンスキーがバイキングスのQBコーチをつとめていた2017年にスターターQBとしてブレイクしたのが、ケース・キーナムでした。
バイキングスでブレイク後は再びジャーニーマンとしてさまざまなチームを転々としましたが、2020年はブラウンズで再びステファンスキーの下、メイフィールドのバックアッパーをつとめています。
ケビン・ステファンスキー以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、ケビン・ステファンスキー以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
ケビン・ステファンスキーが監督したチーム最後に
ケビン・ステファンスキーは年齢的にもかなり若く、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
興味のある方はケビン・ステファンスキーの今後の活躍に期待してください。

