アーバン・マイヤーは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・アーバン・マイヤーってどんな人?
・アーバン・マイヤーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はアーバン・マイヤーが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
アーバン・マイヤーの基本情報
アーバン・マイヤーはオハイオ州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | アーバン・フランク・マイヤー III(Urban Frank Meyer III) |
---|---|
出身 | オハイオ州 トレド |
生年月日 | 1964年7月10日 |
シンシナティ大学出身
アーバン・マイヤーは、シンシナティ大学に入学しディフェンスバックとしてプレーしました。
カレッジで3度全米優勝
アーバン・マイヤーは2020年シーズン時点だと、NFLのヘッドコーチとしての経験がありません。
しかしながら、カレッジフットボールでは3度の全米優勝を成し遂げています。
NFLヘッドコーチの歴代勝利数
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
アーバン・マイヤーが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1985年 | セントザビエル高校 | DBコーチ |
1986-1987年 | オハイオ州立大学 | GA |
1988年 | イリノイ州立大学 | OLBコーチ |
1989年 | イリノイ州立大学 | QBコーチ兼WRコーチ |
1990-1995年 | コロラド州立大学 | WRコーチ |
1996-2000年 | ノートルダム大学 | WRコーチ |
2001-2002年 | ボーリング・グリーン州立大学 | ヘッドコーチ |
2003-2004年 | ユタ大学 | ヘッドコーチ |
2005-2010年 | フロリダ大学 | ヘッドコーチ |
2012-2018年 | オハイオ州立大学 | ヘッドコーチ |
2021-現在 | ジャクソンビル・ジャガーズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
アーバン・マイヤーはNFLチームを指揮した経験はありませんので、当然スーパーボウルには未出場です。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はジャガーズHC
アーバン・マイヤーは2021年からジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチをつとめています。
再建期のチームですが、2021年の躍進に期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
アーバン・マイヤーが特筆した成績を収めたチーム
アーバン・マイヤーが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ユタ大学(2004年シーズン)
アーバン・マイヤーがヘッドコーチとして全米に名を知らしめたのは、2004年にユタ大学をシーズン全勝フィニッシュに導いたシーズンでしょう。
当時マイナーカンファレンスのマウンテンウェストカンファレンスに所属していたユタ大学ですが、QBアレックス・スミスを中心とした強力オフェンス陣でシーズンを通じて得点を量産し、12勝0敗という驚異的な成績を残しました。
フロリダ大学(2006年シーズン)
ユタ大学での手腕が評価されたアーバン・マイヤーは、カレッジフットボール界の名門フロリダ大学へ引き抜かれました。
フロリダ大学では6年間チームを指揮し2度の全米優勝を果たしますが、最初の全米制覇が2006年シーズンでした。
フレッシュマンQBティム・ティーボウを擁して得意のスプレッドオフェンスを展開し、LSUやオハイオ州立大学などを撃破し初の全米優勝を成し遂げました。
アーバン・マイヤーの教え子は?
アーバン・マイヤーの教え子として有名な選手をまとめました。
アレックス・スミス
49ersやチーフス、ワシントンなど数々のチームで先発QBを務めたアレックス・スミス。
カレッジ時代はアーバン・マイヤー率いるユタ大学のエースQBとしてチームを牽引し、マイナーカンファレンス所属ながらシーズン全勝を達成しました。
その後、安定感のあるパスを武器にドラフト全体1位指名を受けNFLの舞台へ進み、長年プレーし続けています。
ティム・ティーボウ
ティーボウイングで有名なティム・ティーボウは、アーバン・マイヤーの下2度の全米制覇を経験しました。
人気者のティーボウは得意のランを武器にチームを牽引し、アーバン・マイヤーを全米屈指のカレッジヘッドコーチへ押し上げた立役者でもあります。
アーバン・マイヤー以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、アーバン・マイヤー以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
アーバン・マイヤーが監督したチーム最後に
アーバン・マイヤーは、年齢的にもかなり若く今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はアーバン・マイヤーの今後の活躍に期待してください。