マイク・トムリンは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・マイク・トムリンってどんな人?
・マイク・トムリンが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はマイク・トムリンが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
マイク・トムリンの基本情報
マイク・トムリンはバージニア州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | マイケル・ペッタウェイ・トムリン (Michael Pettaway Tomlin) |
---|---|
出身 | バージニア州 ハンプトン |
生年月日 | 1972年3月15日 |
ウィリアム&メアリー大学出身
マイク・トムリンは、入試難度の高い学校、ウィリアム&メアリー大学出身です。
ウィリアム&メアリー大はCAA所属のFCS校ですが、マイク・トムリンはWRとして活躍していたようです。
また、現ビルズHCショーン・マクダーモットとチームメイトだったようです。
NFL通算221勝
マイク・トムリンは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算145勝を記録しています。
この数字は、歴代第21位の記録で今後も勝利を重ねることが予想されます。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
マイク・トムリンが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1995年 | バージニア州立軍事学校 | WRコーチ |
1996年 | メンフィス大学 | Graduate assistant |
1997年 | アーカンソー州立大学 | WRコーチ |
1998年 | アーカンソー州立大学 | DBコーチ |
1999-2000年 | シンシナティ大学 | DBコーチ |
2001-2005年 | タンパベイ・バッカニアーズ | DBコーチ |
2006年 | ミネソタ・バイキングス | DC |
2007-現在 | ピッツバーグ・スティーラーズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル優勝
マイク・トムリンは、スティーラーズのヘッドコーチ2年目のシーズンに第43回スーパーボウルを制しています。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はスティーラーズHC
マイク・トムリンは2007年から名将ビル・カウワーの後任としてピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチをつとめています。
2020年シーズンはシーズン後半に失速した感がありましたが、来シーズンに期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
マイク・トムリンが特筆した成績を収めたチーム
マイク・トムリンが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
スティーラーズ(2008年シーズン)
マイク・トムリン率いるスティーラーズが第43回スーパーボウルを制した2008年シーズン。
レギュラーシーズンを12勝4敗の好成績で終え、第2位シードとして就任から2年連続となるプレイオフに臨みました。
プレイオフでは、チャージャーズやレイブンズをなぎ倒し、スーパーボウルに進出。
スーパーボウルでは下馬評を覆して上がってきたカージナルスと対戦。
ベテランQBカート・ワーナー擁するカージナルスと激戦を繰り広げますが、NFL屈指の強力ディフェンス(通称スティールカーテン)で凌ぎ3年ぶりの、マイク・トムリンヘッドコーチとしては初めての優勝を飾りました。
また、この優勝でマイク・トムリンは史上最年少優勝を達成したヘッドコーチとなりました。
主力メンバーには、ビックベンことQBベン・ロスリスバーガーをはじめ、リーグ屈指のOLBジェームズ・ハリソン、ラマー・ウッドリー、SSトロイ・ポラマルなど攻守に好選手を揃えていました。
スティーラーズ(2010年シーズン)
マイク・トムリンがスティーラーズを率いて2度目スーパーボウルに到達したのは、前回から2年後の2010年シーズンでした。
このシーズンも前回優勝時と同様、レギュラーシーズンを12勝4敗の第2位シードで突破し、レイブンズ、ジェッツを倒して第45回スーパーボウルに進出しました。
スーパーボウルではブレイク年となったQBアーロン・ロジャース擁するパッカーズと対戦し、推しくも破れますが堂々たる戦いぶりでした。
このチームには2008年シーズン同様、ロスリスバーガーやジェームズ・ハリソン、ラマー・ウッドリー、トロイ・ポラマルといった充実の選手層を誇っていました。
ブルース・エリアンスとの関係性
現タンパベイ・バッカニアーズヘッドコーチ、ブルース・エリアンスは2007年から2011年までスティーラーズのOCをつとめていました。(2004-2006年はWRコーチ)
マイク・トムリンのスーパーボウル史上最年少優勝の陰で、ブルース・エリアンスの貢献が大きかったのかもしれませんね。
マイク・トムリンの教え子は?
マイク・トムリンの教え子として有名な選手をまとめました。
ベン・ロスリスバーガー
マイク・トムリンが率いるスティーラーズにおいて、長年屋台骨を支えてきたのが、ベン・ロスリスバーガーです。
2007年から現在まで二人三脚で強豪チームを維持してきた盟友とも言えるでしょう。
トロイ・ポラマル
スティーラーズの顔、スター選手として長年マイク・トムリンとともに仕事をしてきたのが、SSトロイ・ポラマルです。
2007年から2014年まで、スティールカーテンを最後尾から支えていました。
マイク・トムリンが監督したチーム最後に
マイク・トムリンは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はマイク・トムリンの今後の活躍に期待してください。