マット・ラフルールは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・マット・ラフルールってどんな人?
・マット・ラフルールが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はマット・ラフルールが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
マット・ラフルールの基本情報
マット・ラフルールはミシガン州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | マシュー・ラフルール (Matthew LaFleur) |
---|---|
出身 | ミシガン州 マウントプレザント |
生年月日 | 1979年11月3日 |
サギノーバレー州立大学出身
マット・ラフルールは、元々、FBS校のウエスタンミシガン大学に入学しWRとしてプレーし愛知多様ですが、その後、ディビジョンⅡのサギノーバレー州立大学に転校しています。
転校後はQBとしてプレーしていたようです。
Here's new #Packers head coach Matt LaFleur throwing a TD pass as QB for Saginaw Valley State, MI. in 2002. The receiver? Former #Packers WR and Aaron Rodgers roommate Ruevell Martin. (in cue 4 mins.) https://t.co/eDEQWRAncT
— Mike Clemens (@MikeClemensNFL) January 8, 2019
アリーナフットボールでプレー
マット・ラフルールは大学卒業後、アリーナフットボールチームでプレーしていたようです。
NFL通算26勝
マット・ラフルールは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算26勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴2年で26勝はかなり優秀な成績と言えるでしょう。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
マット・ラフルールが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
2003年 | サギノーバレー州立大学 | Offensive assistant |
2004-2005年 | セントラル・ミシガン大学 | Graduate assistant |
2006年 | ノーザン・ミシガン大学 | QBコーチ兼WRコーチ |
2007年 | アシュランド大学 | OC |
2008-2009年 | ヒューストン・テキサンズ | Offensive assistant |
2014年 | ノートルダム大学 | QBコーチ |
2015-2016年 | アトランタ・ファルコンズ | QBコーチ |
2017年 | ロサンゼルス・ラムズ | OC |
2018年 | テネシー・タイタンズ | OC |
2019-現在 | グリーンベイ・パッカーズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
マット・ラフルールは未だスーパーボウルに到達できていませんが、2019年、2020年共にあと一歩のところまでいきましたので、今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はパッカーズHC
マット・ラフルールは2019年からグリーンベイ・パッカーズのヘッドコーチをつとめています。
2年連続でNFCチャンピオンシップに進出していますので、来年に期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
マット・ラフルールが特筆した成績を収めたチーム
マット・ラフルールが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
パッカーズ(2020年シーズン)
まだ2年ですが、マット・ラフルール率いるパッカーズが最もスーパーボウルに近づいたのが2020年シーズンでした。
レギュラーシーズン13勝3敗で見事第1シードを獲得。
ディビジョナルプレーオフではラムズを粉砕し、NFCチャンピオンシップに2年連続で進出しました。
NFCチャンピオンシップでは、ブルース・エリアンスヘッドコーチとトム・ブレイディのコンビの前にあと一歩というところで敗れましたが、可能性を大いに感じたシーズンでした。
大ベテランとなったQBアーロン・ロジャースやRBアーロン・ジョーンズ、 WRデバンテ・アダムスといった攻撃陣に加えて、LBザダリアス・スミス、プレストン・スミスといった強力ディフェンスもバランスの良いチーム構成でした。
マット・ラフルールの教え子は?
マット・ラフルールの教え子として有名な選手をまとめました。
アーロン・ロジャース
教え子というにはベテラン過ぎますが、アーロン・ロジャースは2019年にマット・ラフルールがパッカーズのヘッドコーチに就任してから共に仕事をしています。
ラフルール政権になってから2度のNFCチャンピオンシップ敗退とあと一歩のところで敗退していますが、ロジャース引退前に最後の一花を咲かせて欲しいところです。
マット・ラフルール以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、マット・ラフルール以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
マット・ラフルールが監督したチーム最後に
マット・ラフルールは、これまで様々なチームを率いてきました。
年齢的にもかなり若く、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、既に後世に残る最高のチームと功績を挙げてきていますので、興味のある方はマット・ラフルールの今後の活躍に期待してください。