デイビット・カリーは、NFLのヘッドコーチです。
ですが、
・デイビット・カリーってどんな人?
・デイビット・カリーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はデイビット・カリーが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
デイビット・カリーの基本情報
デイビット・カリーはテネシー州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | デイビット・カリー(David Culley) |
---|---|
出身 | テネシー州スパータ |
生年月日 | 1955年9月17日 |
バンダービルト大学出身
デイビット・カリーは、テネシー州の名門私立大学バンダービルト大学に入学し、QBとしてプレーしました。
バンダービルト大学において、初めての黒人QBだったようです。
NFL通算0勝
デイビット・カリーは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしての経験がありませんので、NFL通算0勝となります。
2021年からNFLヘッドコーチ職となりましたので、今後の成績に期待しましょう。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
デイビット・カリーが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1978年 | オースティン・ピーイー州立大学 | RBコーチ |
1979-1981年 | バンダービルト大学 | WRコーチ |
1982年 | ミドル・テネシー州立大学 | QBコーチ兼RBコーチ |
1983年 | テネシー大学チャタヌーガ校 | WRコーチ |
1985-1988年/th> | ルイジアナ大学ラフェイエット校 | QBコーチ |
1989-1990年 | テキサス大学エルパソ校 | OC兼RBコーチ兼WRコーチ |
1991-1993年 | テキサスA&M大学 | WRコーチ |
1994-1995年 | タンパベイ・バッカニアーズ | WRコーチ |
1996-1998年 | ピッツバーグ・スティーラーズ | WRコーチ |
1999-2010年 | フィラデルフィア・イーグルス | WRコーチ |
2011-2012年 | フィラデルフィア・イーグルス | WRコーチ兼シニアオフェンシブアシスタント |
2013-2016 | カンザスシティ・チーフス | アシスタントヘッドコーチ兼WRコーチ |
2017-2018 | バッファロー・ビルズ | QBコーチ |
2019-2020年 | ボルチモア・レイブンズ | アシスタントヘッドコーチ兼WRコーチ兼パッシングゲームコーディネーター |
2021-現在 | ヒューストン・テキサンズ | ヘッドコーチ |
コーチ歴40年以上の大ベテラン
デイビット・カリーは、1978年にFCSのマイナー校オースティン・ピーイー州立大学でRBコーチに就任してから数々のチームを渡り歩いてきました。
ただし、2021年にテキサンズのヘッドコーチになるまで、ヘッドコーチの経験はありませんでした。
アンディ・リードとの関係性
デイビット・カリーは、1999年にアンディ・リードがヘッドコーチを務めていたフィラデルフィア・イーグルスのWRコーチに就任後、リードがヘッドコーチを退任する2012年まで共にイーグルスでコーチングしていました。
その後、2013年からリードがチーフスを率いることになると同時にカリーもチーフスへ移り、2016年までリードの右腕として支えました。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はテキサンズHC
デイビット・カリーは2021年からヒューストン・テキサンズのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
デイビット・カリーの教え子は?
デイビット・カリーの教え子として有名な選手をまとめました。
ジョシュ・アレン
今やビルズのエースQBに成長したジョシュ・アレン。
アレンはデイビット・カリーがビルズのQBコーチを務めていた2018年シーズンに全体7位指名ルーキーとしてビルズに加入しました。
アレンのルーキーイヤーは怪我によて11試合の出場に留まりましたが、デイビット・カリーの下、1年間プロとしての地盤を固めました。
デショーン・ジャクソン
5度の1000ydレシーブを達成し、リーグ屈指のWRとして長年活躍するデショーン・ジャクソン。
ジャクソンのルーキーシーズンだった2008年から5年間、デイビット・カリーWRコーチの下プレーしていました。
デイビット・カリーの指導を受け続けたジャクソンは、ドノバン・マグナブやマイケル・ヴィックらのメインターゲットとしてイーグルスのスター選手として君臨しました。
デイビット・カリー以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、デイビット・カリー以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
デイビット・カリーが監督したチーム最後に
デイビット・カリーは、年齢的にもまだまだ現役ですので今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はデイビット・カリーの今後の活躍に期待してください。