ビック・ファンジオは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・ビック・ファンジオってどんな人?
・ビック・ファンジオが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はビック・ファンジオが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ビック・ファンジオの基本情報
ビック・ファンジオはペンシルバニア州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | ビクター・ミック・ファンジオ(Victor Mick Fangio) |
---|---|
出身 | ペンシルバニア州ダンモア |
生年月日 | 1958年8月22日 |
イースト・ストラウズバーグ大学出身
ビック・ファンジオは、ペンシルバニア州のイースト・ストラウズバーグ大学出身です。
NFL通算12勝
ビック・ファンジオは2020年シーズン終了時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算12勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴2年で12勝は寂しい数字ですので、今後の活躍に期待しましょう。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
ビック・ファンジオが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1979-1981年 | ダンモア高校 | LBコーチ |
1980-1981年 | ダンモア高校 | DC |
1982年 | ミルフォードアカデミー | DC |
1983年 | ノースカロライナ大学 | GA |
1984-1985年 | フィラデルフィア/ボルチモアスターズ | ディフェンシブアシスタント |
1986-1994年 | ニューオリンズ・セインツ | LBコーチ |
1995-1998年 | カロライナ・パンサーズ | DC |
1999-2001年 | インディアナポリス・コルツ | DC |
2002-2005年 | ヒューストン・テキサンズ | DC |
2006-2008年 | ボルチモア・レイブンズ | HCスペシャルアシスタント兼ディフェンシブアシスタント |
2009年 | ボルチモア・レイブンズ | LBコーチ |
2010年 | スタンフォード大学 | DC |
2011-2014年 | サンフランシスコ・49ers | DC |
2015-2018年 | シカゴ・ベアーズ | DC |
2019-現在 | デンバー・ブロンコス | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
ビック・ファンジオは未だヘッドコーチとしてはスーパーボウルに到達できていませんが、戦力は着実に整ってきてますので今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はブロンコスHC
ビック・ファンジオは2019年からデンバー・ブロンコスのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
ビック・ファンジオの教え子は?
ビック・ファンジオの教え子として有名な選手をまとめました。
ボン・ミラー
ビック・ファンジオ就任以前からブロンコスのディフェンスリーダーとして君臨するボン・ミラー。
2015年シーズンにはスーパーボウルMVPを受賞し、スーパーボウル制覇に多大な貢献をしたレジェンドプレイヤーですが、ビック・ファンジオ就任2年目の2020年シーズンに足首の怪我によりシーズンを全休。
2021年シーズンは再びチームの大黒柱としてリーダーシップを発揮することが期待されます。
カリル・マック
こちらも既にリーグ屈指のパスラッシャーとして地位を確立してからの出会いでしたが、カリル・マックも2018年シーズンにベアーズでファンジオDCの下ぷれーしています。
ビック・ファンジオ以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、ビック・ファンジオ以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
ビック・ファンジオが監督したチーム最後に
ビック・ファンジオは、年齢的にもかなり若く今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はビック・ファンジオの今後の活躍に期待してください。