
フランク・ライクは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・フランク・ライクってどんな人?
・フランク・ライクが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はフランク・ライクが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
フランク・ライクの基本情報
フランク・ライクはニューヨーク州出身のNFLヘッドコーチです。
| 名前 | フランク・マイケル・ライク・ジュニア(Frank Michael Reich Jr.) |
|---|---|
| 出身 | ニューヨーク州フリーポート |
| 生年月日 | 1961年12月4日 |
メリーランド大学出身
フランク・ライクは、FBS校のメリーランド大学に入学しQBとしてプレーしています。
控えQBとしての期間が長かったようですが、それでも大学で3年間プレーした後、NFLへ舞台を移しています。
ビルズでプレー
フランク・ライクはNFLで通算14年間プレーしています。
ただし、その多くはバッファロー・ビルズに所属し名QBジム・ケリーの控えとして過ごしていました。
NFL通算28勝
フランク・ライクは2020年シーズン終了時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算28勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴3年で28勝はまずます優秀な成績と言えるでしょう。
| 順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
| 2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
| 3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
| 4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
| 5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
| 6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
| 7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
| 8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
| 9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
| 10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
フランク・ライクが携わったチーム一覧
| 期間 | チーム | 役割 |
|---|---|---|
| 2008年 | インディアナポリス・コルツ | オフェンスアシスタントコーチ |
| 2009-2010年 | インディアナポリス・コルツ | QBコーチ |
| 2011年 | インディアナポリス・コルツ | WRコーチ |
| 2012年 | アリゾナ・カージナルス | WRコーチ |
| 2013年 | サンディエゴ・チャージャーズ | QBコーチ |
| 2014-2015年 | サンディエゴ・チャージャーズ | OC |
| 2016-2017年 | フィラデルフィア・イーグルス | OC |
| 2018年-現在 | インディアナポリス・コルツ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
フランク・ライクは未だスーパーボウルに到達できていませんが、2018年、2020年共にプレイオフ進出を果たしています。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
| ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
| ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
| マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
| ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
| マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
| ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
| ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
| ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
| アンディ・リード | 1回 | チーフス |
| ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はコルツHC
フランク・ライクは2018年からインディアナポリス・コルツのヘッドコーチをつとめています。
イーグルスから教え子のQBカーソン・ウェンツを迎えた来シーズンに期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
| カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
|---|---|---|---|---|
| AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
| ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
| ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
| ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
| 北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
| ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
| ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
| スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
| 南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
| コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
| ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
| タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
| 西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
| チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
| レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
| チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
| NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
| ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
| イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
| ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
| 北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
| ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
| パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
| バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
| 南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
| パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
| セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
| バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
| 西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
| 49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
| シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
| ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
フランク・ライクが特筆した成績を収めたチーム
フランク・ライクが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
コルツ(2018年シーズン)
ヘッドコーチとして1年目のシーズンになった2018年。
フランク・ライク率いるコルツはレギュラーシーズンを10勝6敗の成績で終えるとワイルドカードとしてプレイオフに進出。
ワイルドカードプレイオフで同地区のテキサンズを撃破し、ディビジョナル・プレイオフまで進出しました。
怪我から復帰でカムバック賞を受賞したQBアンドリュー・ラックを中心に、WRのT.Y.ヒルトン、LBダリウス・レナードといった粒揃いの構成でした。
フランク・ライクの教え子は?
フランク・ライクの教え子として有名な選手をまとめました。
カーソン・ウェンツ
フランク・ライクがイーグルスのOC時代に指導していたのが当時売り出し中だったQBカーソン・ウェンツでした。
2021年からはコルツで再合体が予定されていますので、ウェンツの復活に期待しましょう。
フランク・ライク以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、フランク・ライク以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
フランク・ライクが監督したチーム最後に
フランク・ライクは、年齢的にもまだまだ現役ですので、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
興味のある方はフランク・ライクの今後の活躍に期待してください。

