
マット・ナギーは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・マット・ナギーってどんな人?
・マット・ナギーが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はマット・ナギーが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
マット・ナギーの基本情報
マット・ナギーはニュージャージー州出身のNFLヘッドコーチです。
| 名前 | マシュー(マット)・ナギー(Matthew Nagy) |
|---|---|
| 出身 | ニュージャージー州ダンエレン |
| 生年月日 | 1978年4月24日 |
デラウェア大学出身
マット・ナギーはFCS校のデラウェア大学に入学しQBとしてプレーしました。
アリーナフットボールでプレー
マット・ナギーは大学卒業後、アリーナフットボールチームでプレーしていたようです。
NFL通算28勝
マット・ナギーは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算28勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴3年で28勝はまずます優秀な成績と言えるでしょう。
| 順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
| 2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
| 3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
| 4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
| 5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
| 6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
| 7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
| 8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
| 9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
| 10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
マット・ナギーが携わったチーム一覧
| 期間 | チーム | 役割 |
|---|---|---|
| 2008-2009年 | フィラデルフィア・イーグルス | コーチング・インターン |
| 2010年 | フィラデルフィア・イーグルス | Coaches’ assistant |
| 2011-2012年 | フィラデルフィア・イーグルス | オフェンシブクオリティコントロールコーチ |
| 2013-2015年 | カンザスシティ・チーフス | QBコーチ |
| 2016-2017年 | カンザスシティ・チーフス | OC |
| 2018年-現在 | シカゴ・ベアーズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
マット・ナギーは未だスーパーボウルに到達できていませんが、2018年と2020年にプレイオフ進出していますので、今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
| ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
| ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
| マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
| ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
| マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
| ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
| ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
| ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
| アンディ・リード | 1回 | チーフス |
| ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はベアーズHC
マット・ナギーは2018年からシカゴ・ベアーズのヘッドコーチをつとめています。
来年に期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
| カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
|---|---|---|---|---|
| AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
| ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
| ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
| ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
| 北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
| ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
| ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
| スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
| 南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
| コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
| ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
| タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
| 西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
| チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
| レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
| チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
| NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
| ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
| イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
| ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
| 北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
| ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
| パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
| バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
| 南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
| パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
| セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
| バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
| 西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
| 49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
| シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
| ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
マット・ナギーが特筆した成績を収めたチーム
マット・ナギーが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
ベアーズ(2018年シーズン)
ベアーズのヘッドコーチに就任した初年度、マット・ナギー率いるベアーズは12勝4敗の好成績でプレイオフに進出しました。
第3シードで突入したプレイオフですが、第6シードのイーグルスに惜敗してシーズンアウトとなりました。
当時のメンバーには、QBミッチェル・トゥルビスキーやRBジョーダン・ハワードといった攻撃陣に加えて、CBカイル・フラー、DEアキエム・ヒックスといったディフェンス陣もバランスの良いチーム構成でした。
マット・ナギーの教え子は?
マット・ナギーの教え子として有名な選手をまとめました。
ミッチェル・トゥルビスキー
マット・ナギー政権のベアーズで最も多くスターターQBをつとめているのが、ミッチェル・トゥルビスキーです。
2018年からナギーとともにシーズンを闘っていますが、2020年はバックアッパーに降格したりなどなかなかうまく入っていませんでした。
アレックス・スミス
元ドラフト1位指名QBであり、堅実なパスが魅力のアレックス・スミス。
そんなスミスも2013年からチーフスでQBコーチマット・ナギーのもと輝いた選手でした。
49ersのスターターをコリン・キャパニックに譲り、移籍してきたチーフスで4度のプレイオフ進出を果たしています。
当時は強力ディフェンスが売りのチームでしたが、スミスのいぶし銀のパスワークがなければ勝ち続けることは難しかったでしょう。
マット・ナギー以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、マット・ナギー以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
マット・ナギーが監督したチーム最後に
マット・ナギーは年齢的にもかなり若く、今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はマット・ナギーの今後の活躍に期待してください。

