
マイク・ブレイベルは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・マイク・ブレイベルってどんな人?
・マイク・ブレイベルが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はマイク・ブレイベルが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
マイク・ブレイベルの基本情報
マイク・ブレイベルはオハイオ州出身のNFLヘッドコーチです。
| 名前 | マイケル・ジョージ・ブレイベル(Michael George Vrabel) |
|---|---|
| 出身 | オハイオ州アクロン |
| 生年月日 | 1975年8月14日 |
オハイオ州立大学出身
マイク・ブレイベルは、カレッジフットボール界の名門オハイオ州立大学に入学しDEとしてプレーしました。
オハイオ州立大学でも主力選手として活躍していたようです。
3度のスーパーボウル制覇を経験
マイク・ブレイベルは大学卒業後、NFLピッツバーグ・スティーラーズに入団しました。
スティーラーズでは4年間プレーしましたが先発の座を射止められず、ペイトリオッツへ移籍。
そのペイトリオッツではビル・ベリチックの下、主戦LBとして活躍し、3度のスーパーボウル制覇を経験しました。
| 期間 | チーム |
|---|---|
| 1997-2000年 | ピッツバーグ・スティーラーズ |
| 2001-2008年 | ニューイングランド・ペイトリオッツ |
| 2009-2010年 | カンザスシティ・チーフス |
NFL通算29勝
マイク・ブレイベルは2020年シーズン時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算29勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴3年で29勝はまずまず優秀な成績と言えるでしょう。
| 順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
| 2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
| 3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
| 4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
| 5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
| 6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
| 7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
| 8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
| 9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
| 10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
マイク・ブレイベルが携わったチーム一覧
| 期間 | チーム | 役割 |
|---|---|---|
| 2011年 | オハイオ州立大学 | LBコーチ |
| 2012-2013年 | オハイオ州立大学 | DLコーチ |
| 2014-2016年 | ヒューストン・テキサンズ | LBコーチ |
| 2017年 | ヒューストン・テキサンズ | DC |
| 2018年-現在 | テネシー・タイタンズ | ヘッドコーチ |
スーパーボウル未出場
マイク・ブレイベルは未だスーパーボウルに到達できていませんが、2019年、2020年共にプレーオフに進出していますので今後に期待しましょう。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2020年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
| ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
|---|---|---|
| ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
| ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
| マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
| ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
| マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
| ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
| ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
| ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
| アンディ・リード | 1回 | チーフス |
| ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はタイタンズHC
マイク・ブレイベルは2018年からテネシー・タイタンズのヘッドコーチをつとめています。
2年連続でプレーオフに進出していますので、来年に期待しましょう!
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
| カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
|---|---|---|---|---|
| AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
| ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
| ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
| ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
| 北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
| ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
| ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
| スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
| 南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
| コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
| ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
| タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
| 西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
| チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
| レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
| チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
| NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
| ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
| イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
| ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
| 北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
| ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
| パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
| バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
| 南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
| パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
| セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
| バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
| 西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
| 49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
| シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
| ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
マイク・ブレイベルが特筆した成績を収めたチーム
マイク・ブレイベルが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
タイタンズ(2019年シーズン)
マイク・ブレイベル率いるタイタンズが最もスーパーボウルに近づいたのが2019年シーズンでした。
レギュラーシーズンは勝ったり負けたりとイマイチ波に乗れない形でしたが、9勝7敗でなんとか第6シードに滑り込み。
そこからプレーオフではペイトリオッツ、レイブンズを相次いで粉砕し、AFCチャンピオンシップに2年連続で進出しました。
NFCチャンピオンシップでは、アンディ・リードヘッドコーチとパトリック・マホームズのコンビの前にあと一歩というところで敗れましたが、可能性を大いに感じたシーズンでした。
怪物RBデリック・ヘンリーを中心に、ドルフィンズからの移籍初年度で実力を見せつけたQBライアン・タネヒル、 WRのA.J.ブラウンといった攻撃陣に加えて、DTユレル・ケイシーなどディフェンス陣もバランスの良いチーム構成でした。
マイク・ブレイベルの教え子は?
マイク・ブレイベルの教え子として有名な選手をまとめました。
ライアン・タネヒル
ドルフィンズのスターターQBを長年勤めながら、チーム再編により放出されたライアン・タネヒル。
2019年からマイク・ブレイベル率いるタイタンズへ移籍し、実力を遺憾無く発揮しています。
ブレイベルとのタッグでスーパーボウル進出を目指して欲しいですね。
デリック・ヘンリー
ブレイベル政権下になって本格ブレイクを果たした怪物RBがデリック・ヘンリーです。
自慢の巨体でDを蹴散らしてゲインしていくヘンリーはタイタンズのキーパーソンになっています。
マイク・ブレイベル以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、マイク・ブレイベル以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
マイク・ブレイベルが監督したチーム最後に
マイク・ブレイベルは、年齢的にもかなり若く今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はマイク・ブレイベルの今後の活躍に期待してください。

