ロン・リベラは、NFLを代表するヘッドコーチです。
ですが、
・ロン・リベラってどんな人?
・ロン・リベラが作った最高のチームは?
など気になる方もいるでしょう。
そこで、今回はロン・リベラが監督したチームや教え子などを紹介していきます。
ロン・リベラの基本情報
ロン・リベラはカリフォルニア州出身のNFLヘッドコーチです。
名前 | ロナルド・ユージーン・リベラ(Ronald Eugene Rivera) |
---|---|
出身 | カリフォルニア州フォート・オード |
生年月日 | 1962年1月7日 |
カリフォルニア大学バークレー校出身
ロン・リベラは、アメリカの名門大学カリフォルニア大学バークレー校に入学しラインバッカーとしてプレーしました。
ベアーズでプレー
ロン・リベラはNFLでも長年プレーしていました。、
1984年にカリフォルニア大学バークレー校からシカゴ・ベアーズへ入団、1992年までプレーしました。
NFL通算83勝
ロン・リベラは2021年シーズン開幕前の時点でヘッドコーチとしてNFLレギュラーシーズン通算83勝を記録しています。
NFLヘッドコーチ歴10年で83勝はまずまず優秀な成績と言えるでしょう。
順位 | 勝利数 | ヘッドコーチ名 | 主なチーム |
---|---|---|---|
1位 | 328勝 | ドン・シュラ | ドルフィンズ、コルツ |
2位 | 318勝 | ジョージ・ハラス | ベアーズ |
3位 | 280勝 | ビル・ベリチック | ペイトリオッツ |
4位 | 250勝 | トム・ランドリー | カウボーイズ |
5位 | 226勝 | カーリー・ランボー | パッカーズ、レッドスキンズなど |
6位 | 221勝 | アンディ・リード | イーグルス、チーフス |
7位 | 200勝 | マーティ・ショッテンハイマー | ブラウンズ、チャージャーズなど |
8位 | 193勝 | チャック・ノル | スティーラーズ |
9位 | 190勝 | ダン・リーヴス | ブロンコス、ジャイアンツなど |
10位 | 186勝 | チャック・ノックス | ラムズ、シーホークスなど |
ロン・リベラが携わったチーム一覧
期間 | チーム | 役割 |
---|---|---|
1997-1998年 | シカゴ・ベアーズ | ディフェンシブクオリティコントロールコーチ |
1999-2003年 | フィラデルフィア・イーグルス | LBコーチ |
2004-2006年 | シカゴ・ベアーズ | DC |
2007年 | サンディエゴ・チャージャーズ | LBコーチ |
2008-2010年 | サンディエゴ・チャージャーズ | DC |
2011-2019年 | カロライナ・パンサーズ | ヘッドコーチ |
2020-現在 | ワシントン・フットボールチーム | ヘッドコーチ |
スーパーボウル出場経験あり
ロン・リベラはカロライナ・パンサーズを率いていた2015年シーズンにスーパーボウルに到達しましたが、ゲイリー・クビアック率いるデンバー・ブロンコスの前に敗退しスーパーボウル制覇はなりませんでした。
スーパーボウル優勝経験のある現役ヘッドコーチ
2021年現在、現役のNFLヘッドコーチでスーパーボウル優勝経験があるのは下記のコーチ達です。
ヘッドコーチ名 | 優勝回数 | 優勝チーム |
---|---|---|
ビル・ベリチック | 6回 | ペイトリオッツ |
ジョン・グルーデン | 1回 | バッカニアーズ |
マイク・トムリン | 1回 | スティーラーズ |
ショーン・ペイトン | 1回 | セインツ |
マイク・マッカーシー | 1回 | パッカーズ |
ジョン・ハーボー | 1回 | レイブンズ |
ピート・キャロル | 1回 | シーホークス |
ダグ・ペダーソン | 1回 | イーグルス |
アンディ・リード | 1回 | チーフス |
ブルース・エリアンス | 1回 | バッカニアーズ |
現在はワシントン・フットボールチームHC
ロン・リベラは2020年からワシントン・フットボールチームのヘッドコーチをつとめています。
2021年シーズンのNFLヘッドコーチ一覧
2021年シーズンのNFL各チームのヘッドコーチは以下になります。
カンファレンス | 地区 | チーム | ヘッドコーチ | 年数 |
---|---|---|---|---|
AFC | 東地区 | ビルズ | シーン・マクダーモット | 5年目 |
ドルフィンズ | ブライアン・フローレス | 3年目 | ||
ペイトリオッツ | ビル・ベリチック | 22年目 | ||
ジェッツ | ロバート・サレー | 1年目 | ||
北地区 | レイブンズ | ジョン・ハーボー | 14年目 | |
ベンガルズ | ザック・テイラー | 3年目 | ||
ブラウンズ | ケビン・ステファンスキー | 2年目 | ||
スティーラーズ | マイク・トムリン | 15年目 | ||
南地区 | テキサンズ | デイビット・カリー | 1年目 | |
コルツ | フランク・ライク | 4年目 | ||
ジャガーズ | アーバン・マイヤー | 1年目 | ||
タイタンズ | マイク・ブレイベル | 4年目 | ||
西地区 | ブロンコス | ビック・ファンジオ | 3年目 | |
チーフス | アンディ・リード | 9年目 | ||
レイダース | リッチ・ビサッチア | 1年目 | ||
チャージャーズ | ブランドン・ステーリー | 1年目 | ||
NFC | 東地区 | カウボーイズ | マイク・マッカーシー | 2年目 |
ジャイアンツ | ジョー・ジャッジ | 2年目 | ||
イーグルス | ニック・シリアニ | 1年目 | ||
ワシントン | ロン・リベラ | 2年目 | ||
北地区 | ベアーズ | マット・ナギー | 4年目 | |
ライオンズ | ダン・キャンベル | 1年目 | ||
パッカーズ | マット・ラフルール | 3年目 | ||
バイキングス | マイク・ジマー | 8年目 | ||
南地区 | ファルコンズ | アーサー・スミス | 1年目 | |
パンサーズ | マット・ロール | 2年目 | ||
セインツ | ショーン・ペイトン | 15年目 | ||
バッカニアーズ | ブルース・エリアンス | 3年目 | ||
西地区 | カーディナルス | クリフ・キングスベリー | 3年目 | |
49ers | カイル・シャナハン | 5年目 | ||
シーホークス | ピート・キャロル | 12年目 | ||
ラムズ | シーン・マクベイ | 5年目 |
ロン・リベラが特筆した成績を収めたチーム
ロン・リベラが監督したチームで完成度が高かったチームを紹介していきます。
パンサーズ(2015年シーズン)
前述したとおり、ロン・リベラが最もスーパーボウルに近づいたのが2015年シーズンでした。
パンサーズを率いた5年目のシーズンは、レギュラーシーズンで勝ちまくり15週目まで全勝をキープ、16週にファルコンズと対戦し黒星を喫しましたが、それでも15勝1敗の好成績でポストシーズンに突入しました。
迎えたポストシーズンではシーホークス、カーディナルスを相次いで粉砕し、悲願のスーパーボウルに進出しました。
スーパーボウルでは、ゲイリー・クビアックヘッドコーチとペイトン・マニングのコンビの前にあと一歩というところで敗れましたが、可能性を大いに感じたシーズンでした。
この年はエースQBキャム・ニュートンを中心に、安定したランで信頼のおけるRBジョナサン・スチュワート、ニュートンのメインターゲットとして活躍したTEグレッグ・オルセンといった強力攻撃陣に加えて、最優秀守備選手賞の受賞経験もあるLBルーク・キークリーなどディフェンス陣もバランスの良いチーム構成でした。
ロン・リベラの教え子は?
ロン・リベラの教え子として有名な選手をまとめました。
ルーク・キークリー
リーグ屈指のラインバッカーとして名を馳せたルーク・キークリー。
ロン・リベラ率いるパンサーズで8年間プレーし、ディフェンス陣のリーダーとしてチームを支えました。
キャム・ニュートン
高身長で強肩ながら鋭いラン魅力のオールラウンドなQBキャム・ニュートン。
抜群のカリスマ性を持ち合わせたニュートンですが、ロン・リベラ政権下のパンサーズで不動の先発QBとして9年間プレーしました。
リベラがパンサーズを離れた2020年にニュートンもペイトリオッツに移籍しています。
チェイス・ヤング
2020年シーズン、ルーキーながらロン・リベラ率いるワシントン・フットボールチームの看板選手として活躍したDEチェイス・ヤング。
QBサックは7.5回を記録しました。
ロン・リベラ以外の名将
NFLの現役ヘッドコーチには名将と呼ばれる人も多くいます。
そこで、ロン・リベラ以外の名将を紹介していきます。
ビル・ベリチック
名実ともに現役最高、後世に語り継がれるであろうヘッドコーチがペイトリオッツのビル・ベリチックです。
スーパーボウル優勝6度と圧倒的な実績を持ち、2019年まで長年GOATトム・ブレイディとNFL最強チームを率いていました。
アンディ・リード
2019年のスーパーボウルを制し、ネクストGOATとの呼び声高いパトリック・マホームズを育て上げたのがアンディ・リードです。
イーグルス、チーフスと強豪チームを率いてきた実績は十分で、今後マホームズと共に長期政権を作りあげる可能性を秘めています。
マイク・トムリン
スティールカーテンを長年統率してきたのが、マイク・トムリンです。
スーパーボウルを史上最年少ヘッドコーチとして制覇し、常に常勝軍団を作り上げてきた手腕は高く評価されています。
ロン・リベラが監督したチーム最後に
ロン・リベラは、年齢的にもまだ若く今後も良いチームを生み出していくことでしょう。
また、興味のある方はロン・リベラの今後の活躍に期待してください。